担当:なも


Q.1 海外夢者修行というのは造語ですか?

造語であればどのような意図が込められているのですか?


A.1 武者修行とは、武士が諸国を遍歴して武芸をはじめとする武士として必要な知識・技能・精神力を獲得して己の資質を高めようとした行為のことです。現代では、他の土地や外国へ行って学問・技芸を鍛錬することをいいます。


Q.2 日本で最も視聴されていたオーディション番組は何か気になりました。


A.2 「面白かったオーディション番組」トップ3、『PRODUCE 101 JAPAN』『THE FIRST』を抑えた1位は?【サイゾーウーマン世論調査】によると圧倒的な強さでトップに輝いたのは、NiziUを生んだ『Nizi Project』(Hulu、日本テレビ系)でした。世界的プロデューサー・J.Y.Parkのもとで成長していく少女たちの姿に、胸を打たれた視聴者が多かったようです。


Q.3 韓国はハイレベルな人材がいるとありましたが、その人達はどこから出てきたのでしょうか。練習生が多数いるのか、練習生になるためのスクールがあるのか、ダンス歌が文化として盛んなのか。


A.3 韓国のハイレベルな人材は、いくつかの要因によって育成されています。K-popアイドルや俳優などエンターテインメント業界の人材は、練習生として多くが専門のトレーニングスクールで訓練を受けます。これらのスクールは、ダンス、歌、演技などのスキルを向上させることに特化しています。また、韓国ではダンスや歌が文化として盛んであり、若者たちが夢を追い求める中で、これらの分野への関心が高まっているのではないかと考えられます。


Q.4 選ばれる人材が日本と韓国で異なる根本的な違いはなにか?


A.4 日本と韓国のエンターテインメント業界における人材選考の根本的な違いはいくつかあります。一つは、日本ではしばしば事務所やプロダクションが練習生やアーティストを育成し、マネジメントを行いますが、韓国ではトレーニングスクールがより大きな役割を果たし、事務所と提携して人材を発掘・育成するという点です。

また、日本のエンターテインメント業界では伝統的なアイドルやアーティストのイメージが重視される傾向がありますが、韓国ではより多様なスタイルやコンセプトのアーティストが支持されることがあります。さらに、日本では長年にわたって確立されたアイドルやタレントの育成システムがありますが、韓国のエンターテインメント業界は近年急速に発展し、より競争の激しい環境となっています。


Q.5 なぜ日本は初々しい人材が選ばれ、韓国ではスキルを重視した人材が選ばれるのか、その差が気になりました。


A.5 この違いは、日本と韓国の文化やエンターテインメント業界の歴史、そして社会的な背景に影響されています。日本では、「初々しい」や「可愛らしい」といったイメージがアイドルやアーティストに求められることがあります。これは、日本のポップカルチャーが伝統的に親しみやすさや純粋さを重視してきたことに起因します。アイドルやアーティストは、ファンとの親密な関係や清純なイメージを築くことが重要視されます。

一方、韓国のエンターテインメント業界では、スキルやパフォーマンスの質が重視される傾向があります。これは、K-popなどの韓国のエンターテインメントが国際市場での競争に直面しており、高い水準のプロダクション価値やパフォーマンスが求められることによるものです。トレーニングスクールでは、ダンスや歌唱技術の向上に重点が置かれ、競争力のあるパフォーマーを育成することが目指されています。日本と韓国のエンターテインメント業界の違いは、それぞれの文化や市場のニーズに根ざしています。日本ではアイドルやアーティストのキャラクター性や初々しさが重視される一方で、韓国ではスキルやパフォーマンスのレベルがより注目される傾向があります。