こんにちは、宇野ひかるです。
このブログを読んでいる皆様には、「初めまして」の私ですが、色彩心理診断歴は、意外に長いんです。
私が色診断をスタートしたのは、今から25年以上前。
ちょうどカラーコーディネーターという職業が話題になりだした頃でした。
ですが、一般のカラーコーディネーターの仕事とは全く異なる、「色彩心理診断」という点に興味を惹かれ、この道に踏み出しました。
そして、佐野みずきと共にUNOSANO.NETを設立したのは、17年前。
その後海外に暮らすことになり、しばらく色彩心理診断の仕事からは遠ざかっていましたが、色彩心理診断の需要も増えてきたため、再び心理診断士として活動することになりました。
改めまして、皆様、どうぞよろしくお願い致します。
このブログを読んでくださっている皆様は、色彩に興味がある方々だと思いますが、色の効果を計測する「ライト・トーナス値」というのをご存知ですか?
これは色によって筋肉の緊張、弛緩を数値に表したもので、世界的に標準化されたものです。
1910年にシュタインという人が確立した理論で、光線を当てた筋肉が緊張と弛緩の変化を示すことが、研究の結果わかったのです。
つまり、人は色を目で見るだけでなく、皮膚でも捉えることができるということなんですね。
リラックスしている状態を整理学的にいうと「筋肉がほどよく弛緩している状態」です。
この筋肉のゆるみが、視覚から感じる光の具合や、皮膚に当たった光の状態によって変化するのです。
人間の筋肉がもっとも弛緩し、精神的にも落ち着く色はベージュやパステルトーンで、数値は「23」とされています。
以下、色が筋肉に与える効果によって並べてみると……
ベージュ・パステルカラー 23
青 24
緑 28
黄色 30
オレンジ 35
赤 42
色が示す数値で、30を超えるものは「緊張・興奮」を与えるそうです。
私は個人的に、黄色は沈静化するようなイメージをもっていましたが、実際は「刺激的な色」だったのですね。
ちなみに、このシュタインの計測結果は、「ライト・トーナス値」といって、ファッション業界、インテリアの業界などで活用されています。
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