花の美しい色はその土地の個性 | UNOSANO.NET 彩リノススメ

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こんにちは、佐野みずきです。

沖縄の花といえば、真っ赤なハイビスカス、濃いピンクのブーゲンビリアなど、暖色系の花がほとんどです。
これらの色は派手でどぎついくらいのイメージがありますが、沖縄で見ると美しく輝いて見えます。


実はこれには科学的な理由があり、物体が赤く見えるのは、その物体の光のスペクトルの中の赤い部分を反射するという作用があるからです。
つまり、赤い花が赤々と見えるためには、たくさんの太陽の光を必要とし、赤道に近い地域ほど赤い光に恵まれているため、赤が美しく見えるのです。
反対に赤道から離れるほどスペクトルの波長が短い、青や白の光が散乱して多く届くため、寒色系の花が美しく見えるようになります。
北の大地である北海道の花といえば、ラベンダーやライラック、スズランの花、忘れな草など、それぞれ紫、白、ブルーのような寒色系の花です。

沖縄のビビットなカラーの花も、北海道の清楚なカラーの花も、実はそれぞれにその大地に咲く理由があったのです。


佐野
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佐野みずき著書『“サプリメントカラー”で意識を変える・癒しと気づきのカラーセラピー』
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佐野みずき著書『色の好みで相性がわかる?テーマカラー相性診断』
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