最近友人が子猫を飼い始め、SNSに画像や動画をアップロードしてくれるようになりました。
そのあまりの愛らしさに完全に骨抜きにされてしまい、更新を心待ちにする日々を送っています。

子猫のとある特徴を表す、「キトゥン・ブルー」という言葉があります。
猫の目はほとんど虹彩部分で占められており、人間に見られるような白目の部分はほとんど見受けられません。
虹彩の色には黄色やオレンジ、グリーン系などさまざまなものがありますが、これらの色の違いは他の哺乳類が持つ虹彩の色と同じく、メラニン色素の含有量によるものだそうです。
生まれて間もない子猫は、虹彩の表面にしか色素が沈着しておらず、すべて青い瞳をしているように見えます。そこから2ヶ月ほどの時間をかけ、虹彩の中の深い部分にメラニン色素が浸透し沈着していくことによって、徐々に個別の色に変化していきます。
この子猫の時期にしか見ることのできない、特別な青い瞳をキトゥン・ブルーと呼んでいるそうです。
左右の眼の色が異なるオッドアイの猫も、その美しさから人気を集めています。
このオッドアイは特に白猫の個体に見られることが多く、全体のおよそ25%を占めているともいわれています。
日本では片方が金色、もう片方が青系の色の虹彩をしている猫の場合、金目銀目とも呼ばれ、昔から珍重されてきました。
私たち人間にとって身近な存在であるからこそ、その目の中に広がる美しい世界に魅力を感じてしまうのかもしれませんね。
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