気に入った色の服をみつけて、買って家で着てみると、印象がまったく変わってしまった、という経験はないでしょうか。
それは、色は光のあり方によって、大きく変化するものだからです。
同じ色でも、昼間の太陽の下で見るのと、蛍光灯の下で見るものとでは、まったく異なります。

赤い色の服を着ていても、赤系の光の中では白っぽく見え、また薄暗い照明の中では、くすんで見えます。
日本ではシックでよい色に見えても、海外の日差しの下では地味に見えてしまい、また、海外では周囲に溶け込んでいた色柄も、日本で着ると浮いてしまう、ということも多々あります。
光の質は、強さだけではなく、空気中の湿度や塵によっても左右されるのです。
色というのは光の状態と共にあるものなので、もしファッションのコーディネートを考えるのであれば、自分の好みだけで選ぶのではなく、いつどんな状態の光の中で着るのかを考えて、選ぶようにしましょう。
【TOPICS】
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