LEXUSパーツの箱が届きました
開けると、初期型レクサスISのいわゆる後期ライト新品です
今回のオーダー内容は~このヘッドライトを、前期型ISに移植、プラースコーナーマーカー内臓加工
特徴的なヘッダライト下部白LEDポジションライト後方上、オレンジ色のリフレクター下に小さく白い部分が有ります、ここへオレンジ色に光るLEDを内臓して欲しいとの依頼
有り難くも今まで僕が加工したヘッドライト等が「いつまでも曇らないし、くっきりクリヤー」との評価があって、また新たにご依頼を承りました~有難うございます
でも、僕の本心は、「絶対は有りません」 やはりヘッドライトを割ったり、開けたりする加工って、設計上、想定外の加工だし、もちろんメーカーも推奨しいないし、保障外
曇る時は曇ると思うんですがね~
もちろん加工は万全を機して、曇らない様に対策をし最善な方法を取る様にしています
さてさて加工工程へ・・・・・
前期に後期ヘッドライトを取り付けるにはカプラー形状が同じでも、配線位置が変わっているので、端子を抜いて適性位置へ変えます
白いプラスティックの仕切りは簡単に抜けます
プラスチックのツメを軽く起こし、裏側から配線を引っ張れば抜けてきます
後は、適性位置のメクラキャップを抜いてそこへ差し込み完了~
ちなみにこれらの黒、赤配線がポジションライトの12V、面白い事に後期ヘッドライト側配線は赤がマイナスで黒がプラスにひっくり返っちゃいます
今回、この赤黒からオレンジコーナーマーカーの12Vを頂いちゃうので、黒からプラス12、赤からマイナス12Vを取り出し配線
既に加工後のコーナーマカーが光ってますが、ここは本来空洞で、何も入ってません
ヘッドライトを割って開け、LEDを仕込むって事も出来ますが、そうするとLEDがトラブった場合、また開けなければいけ無くなりますし、割ったが為に曇って来るというトラブルが起こる可能性も高まります。
そういったリスクを避けるためにも今回は割らずに、トラブル発生したり、LEDが切れても裏側から取り返れる様に加工して取り付けました~これにはチョッピリの頭脳と工夫が必要になりますが、なかなか最善、最高な取付けが出来たと思います
オレンジLEDも3チップLEDを複数光らせてるので白いポジションライトよりも明るく見やすく「やった感」も抜群です
コーナーマーカーの配線も、メンテナンス性を考えヘッドライトアッセンブリーの外側を這わせ、メンテナンスしやすい部分にカプラーを製作 やらなくても大丈夫な部分ですが、端子と配線の圧着後、そこにハンダを流し込み大事を取ってます
さて換装作業ですが、まず前期ライトを外し、互換性が有るパーツは前期ライトから外し、後期ヘッドライトへ移植~
と、その前に、前期ヘッドライトが付いている状態で、HIDバルブを新しくして欲しいと用意されたバルブを光らせ馴らします
前期ヘッドライトパーツから後期への移植は簡単に交換できると思っていたら~
HIDバラスト―HIDバルブのソケットが前期ヘッドライト内部の隙間無く外せません
ヘッドライトを割れば簡単に抜き取れるんですが時間もかかるし面倒なので、最善だろうと選んだのがコチラ、HIDバルブを取り付けるソケット端子をバラし、ヘッドライトアッセンブリーから抜き取り、また元に戻す
新しい後期ヘッドライト内部は隙間が広く、HIDバルブソケットは簡単に通せました~
そんなこんなんな工程をへて完成~