暖かい家庭の匂いを初めて感じた日 | 海外駐在会社員妻(無職夫帯同)

海外駐在会社員妻(無職夫帯同)

無職夫と暮らすフルタイム妻。緩い節約、時短料理、美味しいもの、思い立ったら即旅、仕事中心の生活の記録です。韓ドラお休み中。そろそろ始めたいけど時間がない。無職夫を帯同して海外生活が始まりました。生活より夫より自分より何より仕事の環境を整えなければ。

お久しぶりです。

今週一週間はとてつもなくハードで、

いつもは忙しいといいながらもブログのことが気になっていたのですが、

ブログのことを思い出すこともないぐらい、

そして一度水曜日に死んだように寝てしまうぐらい長い一週間でした。

 

具体的には、

国際免許証の申請に行ったり、

(隣の隣の市の警察署でしか申請ができず、しかも平日の16時までに入らなければならなかった)

(もちろん時間休をとって行ってきた)

(申請に必要な書類を調べて集めたり写真を撮りに行ったりも地味に時間がかかった)

 

査証の申請書類を送付したり、

(移住になるのでそれはそれは大変な書類。海外赴任するみなさんはこんなことをしていたんだなあと初めて知る)

(単身赴任ではないので、漏れなく夫の書類も用意しなければならず、夫の両親の生年月日や夫の中学からの履歴など)

 

パスポートの切り替え申請・受け取りに行ったり、

(夫のパスポートは期限に余裕があったけど、私は一年未満だったので渡航前に切り替える必要あり)

(平日の昼休みにパスポート用の写真を撮りに)

(平日の昼休みに会社を抜けてダッシュで市役所へ)

(平日の昼休みに受け取りへ)

 

ここまでは渡航の準備ですが、

仕事では出張もあり、

会議もあり、

昨日はクレームが複数件入りその対応も。

 

とにかく目まぐるしい一週間でした。

 

海外赴任の件は人事異動の発表日まで社員には言えないので、

渡航の書類もこそこそと会議室に一人こもってやっていました。

 

PCやプリンタ、コピー機を使う必要もあり、

それもこそこそと、

印刷をクリックしたら社員で共有して使っているプリンタまでダッシュで行って待ち構えるなど、

最新の注意を払いながら準備をしてきました。

 

 

そしてなんと来週は月曜日〜金曜日までフルでオンライン研修。

これも海外赴任に関するオンライン研修です。

 

周りの社員は一週間もオンライン研修なんて何の研修なの?

とも言われましたが、

「管理職に言われただけだから詳細は私も受けてみないとわからない」

と誤魔化しています。

 

 

来週は毎日早朝出勤し、

一日の仕事の段取りを一時間で済ませてからオンライン研修です。

研修は定時後まである予定で、

現地の社員との交流研修は時差の関係で早朝。

ますます忙しくなりそうです。

 

 

ようやくタイトルの件について。

 

昨日は金曜日でしたが、

残業で帰りが遅くなりました。

 

朝のうちにお味噌汁は味噌を入れるだけにしておいて、

夫に米とぎを頼んでいたので、あとはホッケを焼くだけでした。

 

お腹がぺこぺこだったので、

会社を出る時に夫に電話し、

米とぎをしているかの確認をしました。

 

すると、スイッチを入れるだけとのこと。

 

私「じゃあついでにお味噌汁の鍋を温めて味噌を入れてくれない?」

 

夫「どんだけ入れるかわかんねーよ」

 

夫のことを子ども(または子ども以下)だと思っている私は、

うまく利用することにしました。

 

私「いつもヨーグルトを食べているスプーンに山盛り一杯でいいよ。味噌漉しも使わなくていいから、沸騰したら入れて火を止めて」

 

夫「終わった」

 

私「ついでにホッケも焼いてくれたら帰宅してすぐに食べられるんだけど」

 

夫「どうやって焼くんだよ」

 

私「まずグリルの火をつけて予熱して」

 

夫「つけた」

 

私「自動でタイマーが9分になっているから、それが7分になったら冷蔵庫のホッケを入れて」

 

夫「どうやってだよ」

 

私「手で入れるんだよ」

 

夫「2匹も入らねーよ」

 

私「向きを変えたら入るから」

 

夫「入れた」

 

私「よくできました!タイマーは今何分?」

 

夫「6分」

 

私「6分じゃ焼けないから10分にして止まったら一度様子を見て。それからもしホッケに大根おろしが必要なら野菜室に大根があるんだけど」

 

夫「皮むけない」

 

私「引き出しの一段目にピーラーがあるよ」

 

夫「どれだけするんだよ」

 

私「添える程度だから少しでいいよ」

 

夫「おろし器がない」

 

私「後ろの食器棚の2段目のお皿と一緒に重ねてる真っ白のお皿みたいなおろし器を探して」

 

夫「あった」

 

 

こんな感じで夫を誘導しながら調理させ、

帰宅してリビングのドアを開けると晩御飯の匂いが漂っているという、

結婚してから初めての経験をしました。

 

こんな普通の幸せを私は結婚してから感じたこともなかったんだなあと、

なんだか感傷的な気分になりました。

 

炊き立てのご飯だったので、

気分も上がり、

京都で買ってきていた梅香味というお漬物も開封。

 



ご飯の上にたっぷりとのせていただきました。

それはそれは美味しい晩御飯でした。

 

世の中の食事づくりを担当している主婦の皆さんは、

働いている旦那さんを日々こんなに幸せな気持ちにさせているんだなあと思ったのと、

でもそんな幸せが当たり前になっているご家庭も多いんだろうなあと思いました。

 

まあ、我が家は初体験でしたが。

 

以上、とっても長くなりましたが、

ただただ幸せな晩御飯だったという話でした。

 

夫の態度がいただけないのは今日だけは置いておきます。