前彼のこと①超ブラック企業 | 海外駐在会社員妻(無職夫帯同)

海外駐在会社員妻(無職夫帯同)

無職夫と暮らすフルタイム妻。緩い節約、時短料理、美味しいもの、思い立ったら即旅、仕事中心の生活の記録です。韓ドラお休み中。そろそろ始めたいけど時間がない。無職夫を帯同して海外生活が始まりました。生活より夫より自分より何より仕事の環境を整えなければ。

前彼は一回り以上年上でした。

私のことをいつも想ってくれ、穏やかで、優しくて、私が感情的になっても包み込んでくれるタイプでした。

その一方で不満もありました。
仕事がとても忙しく、遠距離中に会う予定の日がドタキャンになったり、時間が大幅に遅れたり、一回は社用車で仕事現場に連れて行かれ、短い時間でしたが、車の中に身を潜めて待たされたこともありました。

忙しいなりにお給料をいただいていれば
しょうがないかな
と思えるのかもしれませんが、いわゆる「ブラック」でした。
しかも超がつくほどです。

残業代は1円もなし、仕事が終わらないと、事務所に寝泊まりすることや、食事の時間がもったいないと、飲まず食わずで仕事をする時期が毎年ありました。

従業員が続くわけはなく、辞めていった人が大半でした。
そしてその皺寄せが前彼にくる、
といった感じでした。

ある時、おそらく元従業員だと思いますが、
労働基準監督署に勤務状況や給与について密告をしたようで、
会社に監査が入ったそうです。

社長は数ヶ月遡った残業代を支払い、タイムカードも導入したそうです。

しかし。。。

そんな会社、社長は簡単には変わりませんでした。
早速その月からの残業代はなし、
タイムカードは17時までに通すこと、
それから残業するように、
と、すぐに以前と変わらない勤務状況に戻りました。


なぜそこまでしてその会社にこだわるのかと思って何度も言い合いになったこともあります。
前彼は、
自分のスキルアップのためだけに働いてる。
会社、社長がどうなろうと関係ない、
と思っていました。


私たちは約5年間お付き合いをしていました。
初めて経験することや、たくさんの幸せな時間もありました。


前彼話
続きます。


血圧の高い前彼のお母様によく贈っていました。