KoChampur!後夜祭的な。~小樽A.LIVE5マン 2024.5.13

 

 
 
 
小樽A.LIVE
高橋麻衣子

廣川冠太

TETSUYA

kurosawadaisuke

タマキング

 

短め北海道ツアー、2日目は、小樽A.LIVEにてkurosawadaisukeさん企画での5人のブッキングライブでした。

コーチャンポー後夜祭in小樽、という趣。

あるいは、麻衣子クイーンと4人のナイト達、でしょうか(ほんとは麻衣子姫と4人の小人…と書こうとして、全員でかいやんけ、となってやめました・笑)。

 

私は実に3年ぶりのA.LIVE。ご無沙汰してほんとにすみません。小樽の街も3年ぶりでした。

わーん、ただいまー!!

 

 

 

前日のサーキットフェス、コーチャンポー!の翌日とあって、後夜祭のような夜。

 

 

持ち時間はコーチャンポーと同じくらいでしたが、サーキットではなく対バンなのでトップの麻衣子さんから順にバトンを渡すような感覚があって急いた感じがなく、穏やかで長く充実して感じました。

時間は相対性、ってほんとですね。

 

麻衣子さんの朗らかなステージ(そして、私は「スターチス」のような暗さの中から見える光を感じる麻衣子さんの曲が好きです)、冠太くんの素晴らしい低音と熱気を帯びた歌、TETSUYAさんの洒脱で渋い曲達(「その先へ」、いい曲でした)、大介さんの素晴らしいギター(「Answer」聴けたぁぁあ!)。
 

オーラスがあんちゃん、こと、タマキング。

この日、トップバッターの麻衣子さん以外はじゃんけんで順番を決めたのだそうですが、大介さんは1番に買ったのに音止めの22時を回りそうで途中で切れるのがいやだからとあんちゃんことタマキングにトリを譲って4番手。

そこで口にした理由はともかく、あんちゃんがこの夜を締めたのは正解だったなぁと感じました。

 

最後に新しいアルバムのタイトルソングを、と「夢の証明」を歌ったあと、すでに22時まであと1分。

生歌でやらせてくれ、とすぐさまのアンコールが「TEPPEN」。

つまり、ダイビングレコードプロデュースによる自身のアルバムのタイトルソングを2曲、続けてくれたのでした。

そこにこもったあんちゃんの感謝と、同時にてっぺん取るんだ、の決意とがストレートに感じられて、あんまり涙腺ゆるくない私でも目の奥が詰まって胸が震えました。

 

熱いだけではない昏い炎のような歌。
正直な吐露と生歌の「TEPPEN」に泣いた。ほんとにてっぺん取ってね。

つくづくと良き締めでした。


皆さん、いい夜をありがとう!

 

 

高橋麻衣子

 

 

 
どこまでも
スターチス
すききらいのうた オタマトーンショートver.
SmileSmileSing
 
 
麻衣子さんのソロはめちゃくちゃ久しぶり!!でした。
でもなんか、久しぶりって感じが全然しないのも麻衣子さんだったりします。
なんか、麻衣子さんといっぱいおしゃべりしたなあ、この夜。
 
5人かつ始まりが少し遅めで終電で札幌に戻る方もいらしたのもあって、麻衣子さんはかなり短く(30分切ってたと思います)露払い的に明るくほわっと私達をあっためるようなステージでした。
 
麻衣子さんのステージでは「どこまでも」が幕開けになることが多いと思うんですが、そういう力のある、ぐんと推進力を感じる曲。2曲目の「スターチス」は一転、低音が響くダークな色合いの曲だったんですが、麻衣子さんのダークトーンの曲が大好きな私のツボすぎて好きすぎました(麻衣子さんにもツボがバレてました)。
 
後半は最近、取り組んでるオタマトーンの登場。
やだもう、絶対欲しくなるじゃないかあああああ!!
最近は鍵盤弾きながらオタマトーン弾きながら歌う、という高度な技にも挑戦されてるそうで…すごすぎる。
「すききらいのうた」は全部やると長いから、とショートバージョンでオタマトーンとともに。楽しかった~!
 
ラストはこれも麻衣子さんの代名詞のような曲、「SmileSmileSing」。
一緒にらんらんららら~と歌える楽しさ。
 
麻衣子さんは終始、笑顔で生きていこうね、と私達に歌いかけてくれている気がしているのですが、この夜もずっと笑顔で過ごせました。ハッピーでした。
 
 
 

廣川冠太

 

 
廣川さんは私、これがはじめまして。
正確に言うと、前日のコーチャンポーで何度かすれ違ってましたが(笑)、ステージは初。
 
大介さんのバンド、EASY DIVERSのアルバム「HEART BEAT」やあんちゃんの新譜「夢の証明」の中で見事な低音コーラスを披露してくれてる廣川さん。喋りも歌もめっちゃいい声!!でした。
「低音プロです」の自己紹介からの、低音での「カンパーイ」にはみんな大喜び。
ライブ中は後ろから大介さんが「ごーごーかんたー!」とか茶々を入れてて、そこに関係性がにじみまくってました(笑)
 
 
若々しさいっぱいの、まっすぐなギターとまっすぐな歌。
3曲目で、ギターをアクション強めに弾いたあとで「足長いバージョン!」って言うから大爆笑。
カッコいいんだけど、どこかなにかひょうきんさが顔を出す、愛らしい方でした。
 
帯広在住でほとんど北海道からは出ない(でも去年のチャンカーはあんちゃんの誘いで即決したらしく、大介さんに俺が誘っても道外に来ないのにどういうことだと詰められていた)そうなので、なかなか生で聴くチャンスはないかもしれないんですが、いつか、大介さんの「メロンソーダ」に生でコーラスで参加してほしい、それを目撃したいです。
 
 

 

 

TETSUYA

 

 
ナカノステレオの大介さん企画「俺のツーマンシリーズ」以来の二度目まして。
コーチャンポーでは回れなかったので、後夜祭があってよかったです。
 
ナカステのステージでも洋楽の影響を強く感じたんですが、今回も改めてそう思って聴きました。
あえて古き良きスタイルを崩さないんだろうな、と思うアレンジ。ブルース。スイングするギターがとっても心地よかった。
友達を歌った「町はずれ」と「その先へ」という曲がとても素敵な曲でした。
 
 
 

kurosawadaisuke

 

 

EasyDIVERS (足短いバージョン) 

HEART BEAT 

ライブの帰り道 

Answer 

シャナナ

 

大介さんは、昨日のコーチャンポーとセトリを変えてくれる気遣い(大介さんは連続で来てるファンがいるときはいつも、そういう気遣いをしてくれるやさしい人です)、そして、途中、あんちゃんのアルバムと渋公への応援をみんなにお願いするやさしさ。

人柄どおりの、温かい、やさしいステージでした。

 

 

昨年、今年と立て続けに出した「EasyDIVERS」そして「HEART BEAT」からの曲を中心に。


「EasyDIVERS」ではかっこよくキメた直後にぐっと脚を開いていわく「足短いバージョン」で廣川さんの「足長いバージョン」をまぜっかえすもんだからもう。大介さんもふいてるし、あんなに笑った「EasyDIVERS」は多分、最初で最後かな(最後であってほしいな?・笑)。「HEART BEAT」では、後ろで見ていた廣川さんの低音コーラスが聴こえてきてとてもスペシャルでした。


「ライブの帰り道」は聴くたびに浮かぶ思い出、光景が増えていって、豊かに響きます。大介さん自身が帰り道の高速で思い浮かべる様々な思いを歌った曲ですが、私達も重ね合わせて聴くことができる、楽しかったな、とか、あの曲ステキだったな、とか立場を越えて裏表に想いをひとつにできる曲だと思うのです。

 

 

前日聴けなかった「Answer」をやってくれたんですが、A.LIVEの和子さんも「大介さん、ギターうまいよねぇ〜」としみじみおっしゃってたほど、大介さんのギター、最高、かっこよかったです。

 

 

普段より少しギターパートが長くて、大介さんのギターが大好物の私は客席でテンション上がりまくっておりました。

コーチャンポーではしゃぎすぎたので、キャーキャーはしゃぐのはやめておきました(笑)

 
 

ラストは「シャナナ」で盛り上げて、あんちゃんに繋ぎます。

この春は大介さんのライブを北海道で!3回も!見ることができて幸せな春でした。

 

 
 

タマキング

https://tamaking-2.jimdosite.com/

 

 
爆笑宣言
魔法のうた
ゴング
クソっくらえ
御守り
夢の証明
 
TEPPEN
 
 
コーチャンポーでは間に合わず、最後の1曲しか聴けなかったので、やっと聴けて嬉しかった。
大介さんのブッキングに感謝です。
曲数を見ておわかりのとおり、30分の曲数じゃないんですよね、そもそもね。でも歌いたかったんだろうな、と思う。ほとんど話さず、すぱすぱ歌っていく、「アスリート」なステージでした。

辛い思い、しんどい日々の中でふんばるみんなへのエール。
自分が矢面に立って辛いことは受け止めてやるから。
俺はやめないし、諦めないから。みんなもそれぞれの場所でなんとか生きてくれ。
そんな歌があんちゃんの歌だと思って聴いています。言葉が余り気味、音符からはみ出し気味の歌詞に気持ちが揺さぶられる。最初に「ゴング」を聴いたときは、この人は詩人なんだなぁと思ったんですけど、その印象はずっと変わりません。

そうそう、あんちゃんのステージに慣れてきて「クソっくらえ」の合いの手をやっとスムーズに入れられるようになりましたよ。あと、自己紹介のときの「あんちゃーん!」コールも!(おにーちゃーん!・笑)


疾走感しかないステージの中で、ふっと息をつくようにやさしい「御守り」はスローバラード。サビがほんとに素敵な曲。

唯一の長いMCでは、小樽A.LIVEへの感謝をまず。そして、前日のコーチャンポーのこと。こうじさんをずっと褒めていたあんちゃん、言わなかったけど実際は悔しくてしょうがなかった、と。自分ももっと高みにいなくてはいけないんだと。
改めて全力で歌っていきます、と誓っての「夢の証明」。そして、アンコールは生音での「TEPPEN」。
和子さんは大丈夫と言ってくれたんですが、やらせてくださーい!と。ダイレクトに届くあんちゃんの声と思い。

あと半年を切った、10/31渋公ワンマンへの強い決意のこもった、熱い歌でした。

 


この旅の直後は、楽しかった2日間が終わってしょぼんな心地が長く続きました。
つまりは2日ともさみしくなるくらい、いい時間だったってことです。
翌日には帰京だったんですが、帰りたくなかったなあ…。

小樽ALIVE、3年ぶりでしたが変わらないあったかいハコでした。和子さん、ほんとにお世話になりました。脚、どうぞお大事に。

小樽、北海道、また来ます!