ふと過る、断片。 | まりゑ official blog「綴る」Powered by Ameba

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キューブ所属。役者。
お芝居と結婚して
歌と恋をしてます。

ファンタスマゴリックのMARiEで
作詞、振付を担当してます。

限りある世を、目一杯楽しむ所存。
よろしくお願い致します。

【ファンマゴシアター】
第2回目まで

残すところ

あと3日

驚くくらい二度見して
目を力いっぱいこすっても

やっぱりもう、

残り3日でした。


土壇場


我々はいつも
ギリギリで生きている側のようです。

よく、夏休みの宿題も

もう嫌なことは、
前半戦に全てやっつけてしまう派

とにかく後半戦まで粘って
泣く泣くやっつけるのとになる派

私は、完全に後者である。

毎年
祖父母の家で、
泣きながら宿題をやっていた。

母方の祖父は
とても聡明で、英語が得意であった


毎年夏休みは
祖父と、宿題の攻防戦が繰り広げられ、

私は泣きながら宿題に向かった。

鍵のついた部屋がなかった、祖父母宅

夏の終わりに近づくと
祖父はものわかりの鈍い私に
だんだんイライラして
わたしもイライラして
喧嘩したりもした

そんなとき

唯一、
鍵がついていたトイレに逃げ込み

人知れず泣いたこともあった。

なんで、この家は
トイレしか鍵がついてないんだ‼︎

とトイレで泣いている
自分も恥ずかしかった。

でも、それも

余裕持って、宿題にとりかからなかった

自分が悪いわけだけど。


結局、英語の宿題半分も終わらず

祖父母宅から帰るとき

半分以上白紙の英語の宿題ノートが
祖父の机に置いてあった

ペラペラとめくると

ページは、

最後まで埋まっていた。


途中ページから
明らかに書いている人間が、
変わってるだろっ。

とツッコまれてもおかしいくらいに

流暢な筆記体が
ビッチリと綴られていた。


結局、いくら喧嘩しても

孫に甘いという

祖父の最大の弱点であった。



そんな優しく大好きな祖父も
もう、この世にはいないけれど

きっと

私の活動を見守って

雲の上から

『また計画性なく、やってるなぁ~』と

ひやひやしているだろう。


じぃじ、

まだまだ
私のページは
埋まることを知らないようです。

最後までビッチリ埋まったとき
じぃじに誇らしげに提出できる日を

楽しみにしております。

がむしゃらに生きることしかできない
私ですが
どうぞ、見守っていてください。


残り3日間
俄然前のめりに
やるっきゃないね。

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がんばる。

【ファンマゴシアター】
19時半開場
20時半開演
2500円+壱飲物