『サプライズ〜彼と彼女のPromise〜』 | まりゑ official blog「綴る」Powered by Ameba

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キューブ所属。役者。
お芝居と結婚して
歌と恋をしてます。

ファンタスマゴリックのMARiEで
作詞、振付を担当してます。

限りある世を、目一杯楽しむ所存。
よろしくお願い致します。

『Promise』

我々ファンタスマゴリックの代表曲といっても過言ではない渾身のウェディングソング。

女性から男性へ
密かに誓う、愛の約束。

今日は小学校の同級生の、結婚パーティーだった。

私が通った小さな小学校は
東京にあるにもかかわらず、
ひとクラスしかない学校で

ひとクラスしかないということは

クラス替えもない。

6年間、ずっと一緒に育ったのだ。

まるで親族のような同級生。

彼女は小学校のマドンナ的な存在で、
お嫁さんにしたいNo.1といっても過言ではない存在だった。
 
東宝芸能的なところでいうと、水野真紀さん的な存在かなw

そんな、彼女が結婚する。

長年お付き合いしていた彼との結婚

心から嬉しくて、
幼き頃、滑り台で『蟻地獄』をして遊んだ彼女が、お嫁さんになる。

去年出演した『ショーシャンクの空に』を彼女が彼を連れて観に来てくれた。

はじめてご挨拶をし
彼は舞台をとても喜んでくれて
私も彼に会えて喜んだ。

結婚パーティーの日取りが決まり

彼女から

『是非、Promiseをパーティーで歌って欲しい!』

とお願いされ

私は即答でYes

ただ仕事の都合で、出席できるかどうかだけが不確かであった。

すると

1度しかお会いしたことのない、彼からメールを受信


Promiseを僕に弾かせてくれませんか?』


私は急なことに驚くと同時に
既に感動していた。


彼は一度もピアノに触れたことがなければ
楽譜も、音符も読めないのだ。


だけど、彼は、猛特訓して是非Promiseを弾きたいと言った。

出席できるかも危ういのに、大丈夫?と聞いたものの

彼の気持ちは、揺るがなかった。

楽譜だけ送り
日々は過ぎ

7月のはじめらへん
ようやく私のスケジュールが確定し出席できることになった。

彼に連絡をすると、
彼は毎日ピアノの練習をし、
YAMAHAにまで通っていた

彼は大阪勤務のため、リハーサルは1度だけ。

彼女抜きで会うのははじめてで
てかむしろ、二度目ましてで
RiRiKAなんてはじめまして
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の、そんな状況でリハーサル。

驚いた。

ピアノを今まで弾いたことがないなんて
嘘でしょ、と思うくらい。

リハーサルの時から、
その彼の熱心さと、
彼女への愛情に胸を打たれ、
泣きそうだった我々。

あとは本番当日
頑張ろうね!と固く握手を交わし

今日を迎えた。

彼女に内緒で、直前リハーサルをし
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成功を確信。
3人でまた再び固く握手を交わした。

たくさんの友が集まり
パーティーははじまった。

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パーティーは、本当に素敵な空気に包まれて

2人の人間性が現れる、素晴らしい場だった。
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小学校の仲間も集まって
変わらないやりとりをして

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そこに、RiRiKAも加わって、、

なんだかRiRiKAも小学校の時からいたんじゃないかと思うね。それくらいの仲だもの。

パーティーは順調に進み
いよいよ我々の歌唱TIME

彼女におめでとうのスピーチをし
その時点で私はもう、泣きそうで。。

いよいよ彼を呼び込む

『今日はなんとピアノを生演奏してくれるスペシャルゲストに来てもらいました!
名ピアニスト圭介くんです!!』

彼女は、目をまんまるくして

ええええっっ!?

さっきまで隣に座っていた彼が
ピアノの前に座るのを驚きの眼で見送る。

彼の緊張した表情と想いが伝わり
私はマイクを持つ手が、急に震え出した。

彼が弾く前に言ってくれた、


『このPromiseは2人にとっても思い出の曲なので。。。』


この言葉だけで、私は白飯が5杯食べられるよ。←?

ひとりひとり
聞いてくださる方のそれぞれの人生に寄り添えるように。。。

そう思って私は歌詞を綴っているから。すごく嬉しかった。


震える彼の手。。
でも決して、鍵盤を逃すことなく
力強く捉えていた。

彼の奏でる音色に乗せて
気持ちを込めて歌った。
最終的には、我々の方がボロボロ。

黒い涙を流したことは周知の事実。
マスカラつけてこなきゃよかったよ。


彼の真っ直ぐな想いが、
音楽となって、彼女に届いた瞬間だった。


溢れた。本当、溢れた。



こんな幸せな空間をお手伝い出来たこと。
この上ない幸せです。

Promise』を選んでくれて、本当にありがとう。

もう素敵な夫婦です。既に。
これからも、キラキラ輝いて温かな家庭を築いていくことでしょう。

本当に、ご結婚おめでとう!!