日本の選択は・・・ | 終着駅に降りる

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一人暮らしも慣れたけど、今は、守るべきものが何もない・・・

 

安全保障を連続して書いています。

 

中国を、直接的な脅威と感じる国は、

海を隔てた近距離で向き合う・・・『日本』

長い国境線で直接対峙する・・・『ロシア』

同じ脅威を感じるロシアとは、関係修復すべきです。

 

ヨーロッパにとって中国は、遠く離れた国

14億人の巨大市場に、経済的な魅力はあっても、

軍事的な脅威を感じていません。

ドイツのショルツ首相、フランスのマクロン大統領が、

更なる経済関係を求めて、近く訪中します。

ウイグル族や香港の人権侵害や台湾問題も、

ヨーロッパの人々から見れば他人事です。

安全保障は、地政学的な脅威によって決まるので、

イデオロギーや人権は顧みられません。

 

人種差別も然り、理想論では解決できません。

ロシアは、EUへ加盟申請して拒絶されました。

西ヨーロッパ諸国の、スラブ民族に対する人種差別です。

その歴史は古く、奴隷のように扱われたことも・・・

でも、ウクライナは、敵対するNATOへすり寄って、

ロシアと戦争状態になりました。

ロシアの社会や政治は、いろいろ問題も多いけど、

ソ連崩壊後は、民主主義が根付いています。

日本で報じられることは少なかったが、

ロシアと中国は、近年まで長い戦争状態でした。

 

ヨーロッパで、嫌われているロシア

アメリカから、いずれ見捨てられる日本

そんな両国の利害は、一致しています。

中国への脅威には、お互いが連携すれば効果的です。

ロシア長年の課題の極東開発は、日本も利益が大きく

積極的に協力できます。

偏った報道によるロシアへの不信感は、

お互いの関係を深めることで乗り越えられます。

 

日本とロシアは、民主主義の共通基盤で一致します。

アメリカが、東アジアから去るとき、

日本はロシアと、安全保障や経済で共同歩調を取り、

いずれは、ロシアの核の傘に入も・・・

(次回は『ロシアは怖い・・・?』)

 

貴女にとって、貴方にも

今日が良き日であります様に・・・