不安の中を生きる | 終着駅に降りる

終着駅に降りる

一人暮らしも慣れたけど、今は、守るべきものが何もない・・・

 

底辺から見える世の中は・・・

 

経済活動が、20年間も停滞したまま・・・

具体的な対策はなく、ジリ貧状態が続き・・・

世界中から「日本は終わった」と囁かれ・・・

終身雇用が、活力のない社会を作りました。

 

私は、企業からドロップアウトした人

正社員としての信用はなく、身分保障もなく・・・

その不安定の中から、世の中を見ると・・・

終身雇用の時代は、終わって当然です。

 

解雇されるのは、相応の理由があるから・・・

人望があり、評価されている人や、

会社に必要とされている人には、無縁の話

一方で、会社勤めがストレスだった人は、

解放されて心身が活発になります。

有名企業の肩書や正社員などへのコダワリは、

「どうでもイイ」と思えます。

 

拠り所がなくなり、底辺の境遇であっても、

不安を訴える人はいません。

身構えるのではなく、淡々と生きています。

『生きるためには、リスクは付き物』

今更ながら、当たり前のことに気付かされます。

 

シタタカでなければ収入は激減しますが、

それさえ受け入れれば、底辺で暮らすのは、

難しいことではありません。

先ずは、余計なものを捨てること・・・

そうすれば、自然に開き直れます。

生きる力があれば、簡単には死なないので、

意外にも、充実しています。

 

容易に解雇できるようになれば、

今まで以上に、仕事が厳しく査定されるので、

耐えられない人も多くいると思います。

一番の問題は、その人たちの受け皿がないこと・・・

単独行動に否定的な私たちの社会は、

一人仕事が少なく、居場所もない・・・

(つづく)

 

貴女にとって、貴方にも

今日が良き日であります様に・・・