依存症の人たちが社会を作る | 終着駅に降りる

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一人暮らしも慣れたけど、今は、守るべきものが何もない・・・

 

私の経験で、人と組織の関り方を分類すれば・・・

25%の人は、組織へ積極的に参加します。

社会人になれば、会社勤めを当然のように受け入れ、

居場所造りを楽しんでいます。

この人たちが、組織の中心メンバーになり、

世の中にも意向が反映されます。

 

25%の人は、組織に加わることで安心します。

社会生活を送るために会社勤めをします。

一人になる自信はなく、安定安心をしたいので、

抵抗感の少ない会社を居場所にしているのが、

日本人の平均像だと思います。

 

25%の人は、組織に違和感を持っています。

自分の気持ちに、折り合いを付けながら、

会社勤めを続けられる人もいます。

でも、違和感に耐えられなくなり、やむを得ずに

転職やドロップアウトする人も多い・・・

私もその一人でした。

 

15%の人は、軽度の障害などで対人関係が苦手です。

それでも、働く意欲のある人は多くいるのに、

対人関係が負担にならない仕事は、意外に少ない・・・

この様な仕事は、引きこもりの人の、

リスタートにもなるのに・・・

この現状こそ、ドイツ紙が日本社会を指摘した、

『弱者への救済が少ない・・・』です。

 

10%の人は、組織の一員になるのが嫌いな人

自分の適性を自覚しているので、

手に職を付ける等、一人で生きる途を選びます。

 

更に、独断と偏見で深堀すれば・・・

組織へ積極的に参加する人も、従属的に参加する人も、

組織を拠り所にするのは、集団依存症なのでは・・・?

組織が嫌いな人や、ドロップアウトする人は、

集団に拒絶反応を起こす、適応障害なのでは・・・?

私たちの社会を俯瞰すれば・・・

集団依存症の人が、秩序を維持するために

横並びを強要(同調圧力)する社会を作りました。

(つづく)

 

貴女にとって、貴方にも

今日が良き日であります様に・・・