日本が弱くなった理由 | 終着駅に降りる

終着駅に降りる

一人暮らしも慣れたけど、今は、守るべきものが何もない・・・

 

経済低迷の原因は解っている、解決策もある、

だから、ジリ貧になるのは避けたい・・・

 

20年に及ぶ、経済低迷の原因は、

日本の社会構造と、我々の意識の問題です。

時代の変遷とともに、産業構造は変わります。

でも、日本は産業の構造改革をしませんでした。

儲からなくなった産業に補助金をだして、

既存産業を守り続けました。

既得権益を守りたい人と、変わりたくない人が、

新しい分野への投資を無視した結果です。

 

産業構造が変わるのは、世界同時進行

欧米先進国は、痛みを伴う改革を断行しました。

儲からなくなった産業を切り捨て、

新しい分野へ、再教育した人材を振り替えました。

将来世代への投資は、今を生きる人の義務

そのための改革を国民は支持します。

 

日本は終身雇用と年功序列が障害になり、

最低賃金を上げられないと、説明しますが・・・

それは、賃上げをしないための方便です。

パートの最低賃金を上げて、入社年次の浅い正社員と、

逆転現象が起きてもイイのでは・・・

それを社会は受け入れると思います。

 

安い価格で客を呼び込む、盛り場文化(?)

低賃金のパートで成り立っていた、

飲食業や小売業が、賃上げに耐えられずに、

店を閉めても仕方ありません。

混乱を経て淘汰されるのが、痛みを伴う改革

安い外食はなくなり、外飲みの機会も減りますが、

最低賃金を上げた、新たな飲食業ができます。

我々も、その変化を受け入れるべきです。

 

儲からなくなった業界や、

賃上げをしたら、生き残れない業界は、

時代に合うように構造改革をすべきです。

日本の社会は、改革をせずに競争を避けた結果

ジリ貧になりつつある・・・

 

貴女にとって、貴方にも

今日が良き日であります様に・・・