今回と次回は、市街戦について書きます。
テレビのMCや、コメンテーターの中には、
基礎的な軍事知識がない人も多くいるようで、
歪んだウクライナ報道になることも・・・
私は、戦車も、護衛艦も、戦闘機も、
間近で見たことがありません。
戦記物の本は嫌いで、読みません。
でも、常識的な軍事知識はあると思っています。
市街戦では、街の破壊と残虐行為が行われ、
避難出来ない市民は、戦闘に巻き込まれます。
アフガン,イラク,シリア内戦でも、
市街戦が行われて、多くの市民が犠牲になりました。
市民を巻き込まないように、
ウクライナの大草原で戦闘を展開すれば、
火力,機動力に勝るロシア軍の圧勝が予想されます。
一方、市街戦では建物を利用して防戦するので、
ウクライナ軍が有利になります。
抵抗を続ける街を、完全に制圧するには、
攻める側に8倍の兵力が必要とされています。
更に、街に留まる市民は、ウクライナ軍に、
『人間の盾』として、意図的に利用されます。
『人間の盾』は、非人道極まりないことですが、
ウクライナへの非難はタブーのようです。
一方、攻撃するロシア軍は強引な論理で、
退避勧告に従わない者は、戦闘員とみなす・・・
侵攻を妨害する者は、武器を持たなくても、
戦闘員とみなす・・・
その結果、ロシア軍は多くの市民を殺傷しました。
マスコミは、ロシア軍を一方的に非難しますが、
街は徹底的に破壊され、市民も犠牲なるのを承知で、
市街地を戦場に選んだのはウクライナ軍です。
残酷で悲惨な市街戦の結果責任は、
ウクライナ軍にもあるのでは・・・?
マスコミは、世論やウクライナに迎合した、
意図的な報道をしています。
(つづく)
貴女にとって、貴方にも
今日が良き日であります様に・・・