眠れない4月の夜長にCSで、
とんでもない映画を観てしまった…
怖いものが見たい人にお薦めです
長編デビュー作「ヘレディタリー/継承」で世界的にセンセーションを巻き起こしたアリ・アスター監督が、スウェーデンを舞台に撮り上げた戦慄の異文化スリラー。スウェーデンの奥地で開かれる“夏至祭”に参加したアメリカの若者たちが、明るい白夜のもとで繰り広げられる異様な儀式を体験していく中で、次第に想像を絶する悪夢に呑み込まれていくさまを描く。主演は、「ファイティング・ファミリー」のフローレンス・ピュー。共演には、ジャック・レイナー、ウィル・ポールター、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー。
ある日突然、最愛の家族を失ってしまったアメリカ人女学生ダニー。心配した恋人のクリスチャンは、男だけの旅行に彼女を誘うことに。彼らが向かったのは スウェーデンの奥地で 90年に一度開かれるという特別な“夏至祭”。こうしてダニーたち一行は白い衣装に身を包んだ村人たちに笑顔で迎えられ、9日間にわたって行われる神秘の祝祭を彼らと一緒に体験していくことになる。草原のテーブルでの全員そろっての食事など夏至祭の儀式が粛々と進む中、ある事件をきっかけに、一人、一人と仲間たちがいなくなる。村人は彼らはそれぞれ嫌になって帰ったと言うのだが…。
北欧の鄙びた小さな村、村人たちは皆穏やかで、礼儀正しく、旅人をもてなす。全員が清潔で、質素な白い民族衣装に身を包み、なんとも牧歌的、幻想的な世界。でも、どこか、何かが変わっていて、そこはかとない違和感が常に漂う異空間。村には不思議な儀式や風習があり、理解し難いプリミティブ絵画、ルーン文字、秘密の書の内容が次第に明らかになる時、あまりにも美しい、耽美的な恐怖があなたを襲う…この恐怖に耐えられる人、怖いもの見たさが優先される人には、強烈にお薦めしたい映画です。ちゃんと、壮大な伏線の回収もあるよ~✋
『ミッドサマー』(2019年)
監督 アリ・アスター
脚本 アリ・アスター
製作 ラース・クヌーセン、パトリック・アンデション
撮影 パヴェウ・ポゴジェルスキ
編集 ルシアン・ジョンストン
音楽 ボビー・クーリック
出演 フローレンス・ピュー (ダニー・アーダー)
ジャック・レイナー (クリスチャン・ヒューズ)
ウィル・ポールター (マーク)
ウィリアム・ジャクソン・ハーパー(ジョシュ)
ヴィルヘルム・ブロングレン (ペレ)
アーチー・マデクウィ (サイモン)
エローラ・トルキア (コニー)
ビョルン・アンデルセン (ダン)
図書館の思い出ある?
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