「ブレードランナー 2049」(2017年) | きまぐれWalker2

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巨匠リドリー・スコット監督によるSF映画の金字塔「ブレードランナー」の35年ぶりの続編となるSF超大作。前作から30年後の荒廃した未来世界を舞台に、ブレードランナーとして活動する捜査官“K”を待ち受ける衝撃の運命を、圧倒的な映像美とともに描き出す。主演はライアン・ゴズリング、共演にハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス。リドリー・スコットは製作総指揮に回り、監督は、新たに「プリズナーズ」「メッセージ」のドゥニ・ヴィルヌーヴが務める。

 

荒廃が進む2049年の地球。労働力として製造された人造人間“レプリカント”が 人間社会に溶け込む中、危険なレプリカントを取り締まる捜査官“ブレードランナー”が活動を続けていた。LA市警のブレードランナー“K”は、ある捜査の過程でレプリカントを巡る重大な秘密を知ってしまう。一方、レプリカント開発に力を注ぐウォレス社もその秘密に関心を持ち、Kの行動を監視する。捜査を進める中で次第に自らの記憶の謎と向き合っていくK。やがて、かつて優秀なブレードランナーとして活躍し、ある女性レプリカントと共に忽然と姿を消した男デッカードの存在に辿り着くが…。

 

 

35年ぶりに製作された続編。しかも有名なフィリップ・K・ディックの原作がある訳でもないのに、よく作りましたね。「インデペンデンス・デイ」の続編が20年ぶりに作られましたが…間が35年空いたのは異例中の異例でしょうダニー・ボイルの「トレイン・スポッティング」も続編が作られたのは19年ぶりでしたか。でも、やはりそこは前作「ブレードランナー」が伝説のSF映画の金字塔でしたから、35年ぶりの続編製作は別格というか、他には類を見ない衝撃でした。ハリソン・フォードも、公開当時75歳ですよビックリマーク よく頑張りました。

 

ただそこは…老体を鞭打っての演技、主役はライアン・ゴズリングに交代しています。「ラ・ラ・ランド」「ファースト・マン」と、」話題作に連続して主演してますから、彼は絶好調ですな。物語は、デッカードとレイチェルが姿を消してからどうなったのか。というのが主軸。それを探し出す捜査官がライアン演じるKとなる訳です。“ナルホド、こうきたか”という展開でした。ただこの内容で3時間(163分)の映画にする必要があったのかなはてなマークとは、思いましたが…独特の世界観を踏襲しながら(壊さずに)新たなの世界観を構築して(壊して)いるのは、さすがと評価に値します!!

 

 

「ブレードランナー 2049」(2017年)

監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ

製作 リドリー・スコト、アンドリー・コソーヴ、ブロデリク・ジンソン

原案 ハンプトン・ファンチャー

脚本 ハンプトン・ファンチャー、マイケル・グリーン

撮影 ロジャー・ディーキンス

編集 ジョー・ウォーカー

音楽 ハンス・ジマー、ベンジャミン・ウォルフィッシュ

出演 ライアン・ゴズリング  (K/ジョー)

   ハリソン・フォード   (リック・デッカード)

   アナ・デ・アルマス   (ジョイ)

   シルヴィア・フークス  (ラヴ)

   ロビン・ライト     (ジョシ警部補)

   マッケンジー・デイヴィス(マリエット)

   カルラ・ユーリ     (アナ・ステリン博士)

   ローレン・ペタ     (レイチェル)

   デイヴ・バウティスタ  (サッパー・モートン)

   エドワード・J・オルモス(ガフ)

   ジャレッド・レト     (ニアンダー・ウォレス)