黒澤明監督による不朽の名作「七人の侍」を、西部劇に翻
案した「荒野の七人」を、デンゼル・ワシントン、クリス・プラ
ット、イーサン・ホークら、豪華キャストでリメイクした西部劇
アクション。監督は「トレーニング デイ」「イコライザー」のア
ントワーン・フークア。
開拓時代の小さな田舎町。そこでは 冷酷な悪徳実業家バ
ーソロミュー・ボーグが町の資源を独占しようと 荒くれ者た
ちを従え、傍若無人の限りを尽くしていた。 ある日、ボーグ
に夫を殺されたエマは サムと名乗る賞金稼ぎの銃の腕前
を見込んで、町を救ってほしいと 住民からかき集めたなけ
なしの全財産を差し出し懇願する。最初は興味を示さなか
ったサムだったが、この依頼を引き受けることにし、ギャン
ブラーのジョシュをはじめ腕利きの男たちのリクルートを開
始する。そして集められた7人が、ボーグ率いる200人超の
悪党軍団と対決することになる…。
ご存知「七人の侍」 そして、それを西部劇にリメイクした
「荒野の七人」どちらも名作ですが、私はキッチリ観ていな
いんですよね だから過去の名作とは比べることは出来
ませんが、なかなか良かったと思います。 まず、主人公が
黒人だし…7人のなかにはメキシコ人あり、東洋(韓国)人
あり、ネイティブアメリカン(インディアン)ありと、まさに、ワ
ールドワイド できれば、日本人キャスト(真田広之とか、
浅野忠信とか)に演じて欲しかったけど まあこれはこれで
いいんじゃない
本家「七人の侍」は主役は三船敏郎ではなく志村喬 な
ので、主人公のチザムは モーガン・フリーマンでもいいの
かなと 思いましたが、デンゼル・ワシントンでももちろん
問題なし。7人の同胞の中では、PTSDで人を撃てなくなっ
たロビショー(イーサン・ホーク)が印象的でした。 町を代表
して助けを求めるのが紅一点のエマ。演じたのは、ヘイリ
ー・ベネット 私はあまり知らない女優さんだけど、凛とし
て良かったです。チザムの動機については、賛否あるよう
ですが、私個人的にはそれで納得がいきました
「マグニフィセント・セブン」(2016年)
監督 アントワーン・フークア
製作 ロジャー・バーンバウム、トッド・ブラック
脚本 ニック・ピゾラット、リチャード・ウェンク
撮影 マウロ・フィオーレ
編集 ジョン・ルフーア
音楽 ジェームズ・ホーナー、サイモン・フラングレン
出演 デンゼル・ワシントン (サム・チザム)
クリス・プラット (ジョシュ・ファラデー)
イーサン・ホーク (グッドナイト・ロビショー)
ヴィンセント・ドノフリオ (ジャック・ホーン)
マヌエル・ガルシア=ルルフォ (ヴァスケス)
イ・ビョンホン (ビリー・ロックス)
マーティン・センスマイヤー (レッドハーベスト)
ヘイリー・ベネット (エマ・カレン)
マット・ボマー (マシュー・カレン)
ルーク・グライムス (テディQ)
ピーター・サースガード (バーソロミュー・ボーグ)