台湾旅行記⑥【十分天燈上】

さあ、ここからは夜の部です｡ 前回出来なかったこ

とシリーズ その①は【天燈上げ】です。天燈上げが

出来る「十分（シーフェン）」は 台北市内から車で１

時間ほど離れた場所にある小さな山間の町。

２月の旧正月の時期に、『ランタンフェスティバル』

という大々的なイベントがありますが、【天燈上げ】

（ランタン飛ばし）は毎日やってます 場所は両サ

イドに露店が並ぶ平渓線の線路の上。

四角いランタンの四面に、それぞれの願い事を書

き、空に飛ばします。ランタンの色は、願い事毎に

変わるようです。

赤色-健康運｜黄色-金運｜藍色-事業運｜紫色-学

業運｜白色-明光運｜橙色-愛情運｜緑色-順調運｜

桜色-幸福運｜桃色-人気運｜だそうですよ。

欲張って、四面を四色別々にすることも出来ます。そ

の場合は50元プラス。180円くらいなので、これは４色

だな （単色で150元、４色は200元）

その昔、この地域の村は盗賊の襲撃にたびたび遭

遇していて､ 村が盗賊に襲われた際のSOSの意味

であったり、周辺の村人へ無事を知らせるためにラ

ンタンをあげ始めたことが由来とされています。

ときおり平渓線の電車が通過する瞬間があり、その

際には「電車が来るぞ～」と合図が出て、皆 即座に

線路上から撤退します。いつもの事なので慣れてい

るのでしょう。

十分に行く途中、ツアーガイドのお兄さんから “天燈

（ランタン）を最初に飛ばしたのは誰でしょう” とい

うクイズが出されました。正解は、諸葛孔明。

軍師孔明は、風を読み、仲間に援軍を求めたり、危

険を知らせたりするために、ランタンを飛ばしたそう

です。このクイズに正解し お土産をゲットしました

マイ・ランタン、日本で飾ってます♪