これで無料!?国立西洋美術館 ―常設展示 | きまぐれWalker2

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2019年より Amebaブログにやってきました
それ以前はYahoo!ブログでやっておりました
気づけば17年、時間だけは長くやってますな

『ルーベンス展』で訪れた国立西洋美術館、こちら
常設展示の方も魅力的です。それに特別展示
の鑑賞券があれば…常設展は 無料で観られるん
すって!! 意外と、皆さん知らないですよね
 
オーギュスト・ロダン 《地獄の門》 1930-33年頃
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まず入り口には オーギスト・ロダンの彫刻《地獄
の門》があります。ダンテの叙事詩『新曲』の中の
一場面。有名な《考える人》はこの門を構成する
パーツの一つです。門の上部に俯いている男が
いるでしょう👆
 
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設計者ル・コルビジエの基本コンセプトは、ピロ
ィー(柱)、骨組みと壁の分離、自由な平面、自
な立面、屋上庭園にあります。外部からの
かり注す展示室は、とても素敵ですね
 
アンドレア・デル・サルト 《聖母子》 1516年頃
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そして常設展示とは思えない豪華な絵画の数々。
まず、14~16世紀のルネサンス期宗教画のコー
ナー。アンドレア・デル・サルトの《聖母子》は、外
せない一品です。
 
ボニファーチョ・ヴェロネーゼ 《聖家族、トビアスと大天使、聖ドロテアと幼い洗礼者聖ヨハネ》
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常設展示はゃんと時系列の順番になっている
ので、始めは宗教画のコーナーが続きます。
作品は 詳しい制作年は不明ですが、16世紀半
といわれています。
 
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おっ、だんだんとメインイベントに近づいてきました
ね。 国立西洋美術館が誇るフェルメールの作品!!
《聖プラクセディス》この展示は 所有者からの
を受けてのものだそうです。 (この作品だけは、写真撮
影NGなので、下記の写真は模写版です)
 
ヨハネス・フェルメールに帰属 《聖プラクセディス》 1655年頃
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時代は18世紀絵画の作風もバロック調からロ
ココ調に移行します。 ジャン=マルク・ナテエは、
ニコラ・ド・ラルジリエールの影響を受け、宮廷の
貴婦人を神話の中の人物の姿を借りて描く とい
うフォンテーヌブロー派の伝統を復活させました。
 
ジャン=マルク・ナティエ 《マリー=アンリエット・ベルトロ・ド・プレヌフ夫人の肖像》 1739年
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19世紀は印象派の時代。ルーブル美術館所蔵の
ドラクロワ作品《アルジェの女たち》に刺激を受け、
ルノワールは この作品を描きました。当時 ルノワ
ールはこのロマン派の画家の作品を模写してお
、鮮やかな色彩効果と劇的表現を学びました。
 
ピエール=オーギュスト・ルノワール 《アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)》 1872年
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エドゥアール・マネの作品からは、《ブラン氏の肖像
それまでの理想化された主題や造形を追求する
アカデミズム絵画とは 一線を画した作風は、パリの
サロンでは当初、評判が悪かったそうです。
 
エドゥアール・マネ 《ブラン氏の肖像》 1879年
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エドガー・ドガは、踊り子をモチーフにした作家で
す。この《舞台袖の3人の踊り子》は2017年から
西洋美術館に展示されています。国立美術館が
所有する、ドガの初油彩画作品だそうですよ。
 
エドガー・ドガ 《舞台袖の3人の踊り子》 1880-85年
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クロード・モネといえば、印象派の代名詞。西洋美
術館には、《睡蓮》《並木道》《舟遊び》《積みわら》
ど、17もの作品が所蔵されています。今回は
の中から、《舟遊び》を掲載します!!
 
クロード・モネ 《舟遊び》 1887年
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ラストは、20世紀絵画になります。 道化師を題材
とした作品《リュリュ》《道化師》はその代表作
太に描かれた輪郭線に10代でステンドグラ
ス職人に弟子入りした影響見られます。
 
ジョルジュ・ルオー 《リュリュ(道化の顔)》 1952年 /  《道化師》 1937-38年
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