『ボストン美術館の至宝展 ― 東西の名品、珠玉のコレクション』 | きまぐれWalker2

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世界屈指の美の殿堂、ボストン美術館。その主要なコレクシンから選りすぐりの80点が来日しています。ボストン美術館展は、これまでも繰り返し開催されてきましたが、幅広い内容を総合的に観られるのは、日本では約40年ぶりとなります。
 
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その構成は古代エジプト美術、中国美術、日本美術、フランス絵画、アメリカ絵画、版画、写真、現代美術と続き、東西の名品・珠玉のコレクションの数々を堪能することができます。まずは古代エジプト美術から✋
 
《ツタンカーメン王頭部》前1336-前1327年
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《ツタンカーメン王頭部》アーモンド型の眼、官能的な その魅力的な顔立ちは、1922年に「王家の谷」で発見された黄金のマスクに似ていることから第18王朝の若き王ツタンカーメンと考えられています。
 
クロード・モネ《睡蓮》1905年
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中国美術日本美術は個人的な興味から飛ばしましてフランス絵画です。印象派モネの《睡蓮》もありました。生涯にわたって200点以上描いたといわれる モネの《睡蓮》。ボストン美術館所蔵の貴重な一点です。
 
ピエール=オーギュスト・ルノワール《陶製ポットに生けられた花》1869年頃
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『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』や『イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢』で有名な印象派の画家ルノワールの静物画《陶製ポットに生けられた花》。質感や光の表現が素晴らしいですね。
 
 《郵便配達人ジョゼフ・ルーラン》/
《子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人》
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さあ、この展覧会の象徴ともなっているゴッホ《郵便配達人ジョゼフ・ルーラン》《子守唄ゆりかごを揺らす オーギュスティーヌ・ルーラン夫人》は二人そろっての来日です。夫はソクラテスのような立派なあご髭が特徴。 妻が手に揺りかごを揺らす紐を持っているのは ホにとっての“母性のシンボル”だと言われています。
 
ジョン・シンガー・サージェント《フィスク・ウォレン夫人
(グレッチェン・オズグッド)と娘レイチェル》
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アメリカ絵画からはJ.S.サージェントの《フィスク・ウォレン夫人(グレッチェン・オズグッド)と娘レイチェル》。肖像画の名手サージェントの名声を高めた作品となりました。
 
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余談ですが、上野公園内に…《自由の女神》が置いてありました。元々は宮城県のパチンコ店にあったものが大震災により転々として、今は上野公園に…。これからの転居先を募集中のようです。誰か引き取りませんか!?
 
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期間:2017年7月20日(木) ~10月9日(月・祝)
会場:東京都美術館 (上野公園)
時間:9:30~17:30(金曜日は午後8時まで)