「オリンピックの身代金 ~1964年・夏~」 | きまぐれWalker2

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2019年より Amebaブログにやってきました
それ以前はYahoo!ブログでやっておりました
基本的に承認制にはしておりませんが 悪意が
あったり 中傷の類はお断りしてますm(__)m

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『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』など精神科医・伊良部シリ
ーズなどで知られる、奥田英朗の吉川英治文学賞受賞作『オ
ンピックの身代金』をテレビ朝日開局55周年記念番組として
ドラマ化。 原作では犯人・島崎国男視点で描かれていた物語
を、刑事・落合昌夫視点の物語に脚本を書き変えている。
 
1964年夏、東京オリンピック開催を間近に控えた東京で、2件
の爆発事件が立て続けに発生した。 事件が起こったのは、東
オリンピック警備の最高責任者である 須賀幕僚長の私邸、
そし野にある警察学校。だが これらの事件は発生するや
いなや、なぜか箝口令が敷かれる。 極秘裏に捜査をそ進める
警視庁捜査一課の刑事・落合昌夫は、一人の東大大学院生・
島崎に注目し始める…。
 
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2020年の東京オリンピック開催が決定した今年、今から49年
前の1964年のオリンピック当時の物語です。 日本はこの五輪
のために 東海道新幹線、 首都高速道路、 東京モノレール、
立競技場…全てのものを準備しました。 その東京のために地
出稼ぎ労働者などが“使い捨て”されたというのが物語の
にあるのです。このインフラ整備のために工事現場の
重労働などで事故死したのは、300人とも言われています。
 
その地方と中央、貧富の格差が物語の根幹となっているので、
刑事の側を主人公に据えたのは失敗だたのかもしれません
ね…。原作にあったピリピリとするような緊張感と、切迫感がド
マでは薄れていたように感じました。 竹野内豐と松山ケンイ
チのダブル主演。その2人以外にも、小澤征悦、斎藤工、大杉
漣、 沢村一樹、 岸部一徳、 黒木メイサ、速水もこみち、桐谷健
太、笹野高史、柄本明など、超豪華キャストがもったいない!?
 
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「オリンピックの身代金 ~1964年・夏~」(2013年11月30日・12月1日)
監督 藤田明二
脚本 東本陽七、藤田淳志
原作 奥田英朗 『オリンピックの身代金』 (角川書店)
音楽 沢田 完
出演 竹之内豐   (落合昌夫)
    松山ケンイチ(島崎国男)
    黒木メイサ  (落合有美)
    小澤征悦   (仁井 薫)
    斎藤 工   (岩村 傑)
    速水もこみち(須賀 忠)
    桐谷健太   (藪谷 潔)
    吹石一恵   (落合晴美)
    笹野高史   (村田留吉)
    柄本 明   (山田晋一)
    大杉 漣   (田中正治)
    沢村一樹   (玉利 実)
    岸辺一徳   (須賀修一郎)
 
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