「アレクサンドリア」(2009年) | きまぐれWalker2

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2019年より Amebaブログにやってきました
それ以前はYahoo!ブログでやっておりました
気づけば17年、時間だけは長くやってますな

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「アザーズ」「海を飛ぶ夢」のアレハンドロ・アメナーバル監督
が、4世紀のエジプト、アレクサンドリアに実在した伝説の女
性天文学者ヒパテアの哀しい物語を壮大なスケールで
画化した歴史スペクタクル巨編。 主演は「ナイロビの蜂」「ハ
ムナプトラ/失われた砂漠の都」のレイチェル・ワイズ、共演
にマックス・ミンゲラ、オスカー・アイザック。

ローマ帝国崩壊寸前の4世紀末。 東西交易の要衝として文
化的な発展を遂げたエジプトの中心都市 アレクサンドリアに
も徐々に混乱の足音が迫りつつあった。そんな中美貌と明
晰な頭脳を兼ね備えた女性天文学者ヒパテアは、学問に
生涯を捧げ宇宙の真理を解明することに情熱を傾けていた。
一方街では、急速に台頭してきたキリスト教徒と、古代の神
を信じてきた科学者たちの対立が激化しついには人類の
叡智が詰まる大図書館が両者の争いの犠牲となる…。
 
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スペインの鬼才アレハンドロ・アメナーバル監督、好きなんで
すよねぇ~ビックリマーク 「オープン・ユア・アイズ」(バニラ・スカイのオリ
ジナル)「アザーズ」、「海を飛ぶ夢」みんな観てます!! だか
らこの作品も観たかったんですよね しかも、主演は「ハム
こちらも好きな女優さんですグッド!
 
この主人公のピュパティアという女性は、正直、知りませんで
した。哲学や天文学に優れた知識を持ち地動説や地球の軌
道が楕円であることなどを予測した、まさに才女でした。 し
し、なのに、ここに描かれているのは悲劇。本当に酷い話です。
こういうのを観ちうと キリスト教徒の残虐性には目を覆い
なってしまいます…
 
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エジプトの多神教、古代ギリシャの神々、南の黄金文明…
全て破壊して、史上から駆逐してしまう暴挙の数々これは
『右の頬を打たれたら左の頬をも向けなさい』とのたまったキ
リストが開祖の宗教とは思えない悪業です…
 
 
「アレクサンドリア」(2009年) 
監督 アレハンドロ・アメナーバル
製作 フェルナンド・ボバイラ、アルバロ・アウグスティン
脚本 アレハンドロ・アメナーバル、マテオ・ヒル
撮影 シャビ・ヒメネス
音楽 ダリオ・マリアネッリ
出演 レイチェル・ワイズ    (ヒュパティア)
    マックス・ミンゲラ     (ダオス)
    オスカー・アイザック   (オレステス)
    マイケル・ロンズデール (テオン)
    サミ・サミール       (キュリロス)
    アシュラフ・バルフム   (アンモニオス)
    ルパート・エヴァンズ   (シュネシオス)
    ホユマン・エルシャディ  (アスパシウス)
    オシュリ・コーエン      (メルドス)
 
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