「レッド・ドラゴン」(2002年) | きまぐれWalker2

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2019年より Amebaブログにやってきました
それ以前はYahoo!ブログでやっておりました
気づけば17年、時間だけは長くやってますな

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「羊たちの沈黙」「ハンニバル」と続いたトマス・ハリス原作の
“ハンニバル・レクター3部作” の1作目にあたるサイコ・スリ
ラー。 かつて死闘を演じた 元FBI捜査官と レクター博士の、
連続殺人事件解明に向けての攻防を緊張感たぷりに描く。
監督は、「ラッシュアワー」のブレット・ラトナー。 レクター博士
には引き続きアンソニー・ホプキンス。 対する元FBI捜査官
には「ファイト・クラブ」のエドワード・ノートン。
 
FBI捜査官ウィル・グレアムは、 連続殺人の捜査のため、精
神科医のハンニバル・レクター博士に助言を受けていた。だ
が、偶然目にしたものから レクターが犯人であると判明、苦
闘の末に逮捕する。 しかしこのことが原因で現役を引退。
家族とフロリダで暮らしていた。 そんな彼のもとをある日、元
上司のジャック・クロフォードが訪れウィルに連続殺人事件
の捜査協力を願い出る。 一度は断るウィルだったが殺され
た家族無念を晴らすため捜査に加わる。そして、拘禁中の
クターのもとへ赴くのだが…。
 
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いよいよ“ハンニバル・レクター3部作”も、これが最後の作
品です。 しかし、原作の順番ではこの作品からのスタートな
んですよね~にひひ  なので、まだ クラリス・スターリングは登場
しません。 今回のレクターのパートナーはウィル・グレアム。
エドワード・ノ―トンが演じていますが、やはり、ハンニバル博
士の相手役としては、力不足というか荷が重かったようです。
 
それよりも、重要なのは今回の犯人(珍しくもレイフ・ファイン
が演じている…)フランシス・ダラハイドが ウィリアム・ブレ
イクの水彩画『大いなる赤き竜と日をまとう女』に、 獲り付か
れているというところでしょう。 ダラハイドは、「赤き竜」レッド・
ドラゴンを自分と同一視し、 いつかは自分も竜になるのだと
信じて凶悪犯罪を重ねていた…。 ただこれを操っていたの
はハンニバルなんですが、彼の活躍は次作「羊たちの沈黙」
まで待たなくてはなりません。
 
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「レッド・ドラゴン」(2002年)
監督 ブレット・ラトナー
製作 ディーノ・デ・ラウレンティス、マーサ・デ・ラウレンティス
原作 トマス・ハリス 『レッド・ドラゴン』 (新調文庫)
脚本 テッド・タリー
撮影 ダンテ・スピノッティ
音楽 ダニー・エルフマン
出演 エドワード・ノートン       (ウィル・グレアム)
    アンソニー・ホプキンス     (ハンニバル・レクター)
    レイフ・ファインズ        (フランシス・ダラハイド)
    エミリー・ワトソン        (リーバ・マクレーン)
    メアリー・ルイーズ・パーカー (モリー・グレアム)
    フリップ・シーモア・ホフマン (フレディ・ラウンズ)
    アンソニー・ヒールド       (フレデリック・チルトン医師)
    ハーヴェイ・カイテル      (ジャック・クロフォード)
 
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