日本の道路舗装率がまだ５％にも満たなかった｡家一軒より
も車の値段のほうが高かったそんな時代に､通産省には｢国
民車構想｣という日本人にも買える国産車を作ろうという動き
があった。その動きの中心は、重工業局自動車課長の風越
信吾。その後も、国産テレビ、国産コンピュータと、風越たち
の動きは止まらない！
後に“ミスター通産省”と呼ばれ、事務次官になった風越(モ
デルは佐橋滋)の『国内産業保護派』と同じく自由貿易を理
想とする『国際通商派』の玉木(モデルは今井善衛)の争い。
高度成長期の日本を舞台に男たちが自分の信念と意地を
懸けて、日本を一流国家にしていく姿には感動を覚えます。
期当時の国内を､忠実に再現するビジュアルも見どころで、
セットにも相当お金が掛けてありますねぇ～！ ただ、残念
なことに視聴率はイマイチ良くないんだそうな？ 同じ日曜
劇場の「華麗なる一族」は良かったのにねぇ～！ やはり、
日本はジャニーズ（キムタク）じゃないとダメなのか？
『世界陸上』と『衆院選挙』で２週間空いてしまいましたが、
いよいよ第２部がスタートしました。果たして、数字はどう
なのでしょうか！？
日曜劇場「官僚たちの夏」(2009年7月5日～9月20日)
原作 城山三郎 『官僚たちの夏』 （新潮文庫）
脚本 橋本裕志
製作 貴島誠一郎
演出 平野俊一、大岡 進、松田礼人
音楽 コブクロ 『ＳＴＡＹ』
出演 佐藤浩市 （風越信吾）
堺 雅人 （庭野貴之）
高橋克実 （鮎川光太郎）
杉本哲太 （牧 順三）
吹石一恵 （山本 真）
田中 圭 （御影大樹）
高橋克典 （片山泰介）
船越英一郎（玉木博文）
西村雅彦 （丸尾 要）
長塚京三 （須藤恵作）
北大路欣也（池内信人）