DCコミックスの人気キャラクターバットマンを8年ぶりに映画化したアクション大作。「メメント」「インソムニア」のクリストファー・ノーランを監督に迎え、バットマン誕生に至る主人公ブルース・ウェインの秘められた過去を壮大なスケールで描く。主演は「太陽の帝国」「サラマンダー」のクリスチャン・ベイル。共演にリーアム・ニーソン、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン。
大富豪の息子ブルース・ウェインは、両親が目の前で殺され、大きなショックを抱え込む。強いトラウマと親の仇への復讐心から犯罪者の心理を知るため自ら罪人となった彼は、デュガードという男とヒマラヤの奥地で心身を鍛え、心の闇を解放する。そしてゴッサムシティへと舞い戻り、巨大な悪と対決する決心をするのだった…。
しかし、スタッフ・キャストとも、もの凄い豪華ですねぇ!監督のクリストファー・ノーランは、さすがに上手い演出を見せてくれます。また、クリスチャン・ベイル、リーアム・ニーソン、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、ゲイリー・オールドマン、キリアン・マーフィー、ルドガー・ハウアー…。何てったって、渡辺謙がちょい役ですから!(すぐ、死んじゃうのはガッカリだけど)
唯一残念なのは、ヒロインのケイティ・ホームズです。あの、トム・クルーズとイチャイチャしている印象が強すぎたのかな?あまり魅力が感じられませんでした。こんな作品だとわかっていたら、是非ともスクリーンで見るんだったと、悔やんだ程です。しかし、あのバットマン・スーツやバット・モービルを作ったのがモーガン・フリーマンだったとは!
「バットマン ビギンズ」(2005年)
監督 クリストファー・ノーラン
脚本 クリストファー・ノーラン
原案 デヴィッド・S・ゴイヤー
出演 クリスチャン・ベイル (バットマン)
リーアム・ニーソン (ヘンリー・デュガード)
マイケル・ケイン (アルフレッド・ペニーワース)
モーガン・フリーマン (ルーシャス・フォックス)
ゲイリー・オールドマン(ジェームズ・ゴードン)
渡辺 謙 (ラーズ・アル・グール)
ケイティ・ホームズ (レイチェル・ドーズ)
キリアン・マーフィー (スケアクロウ)
ルドガー・ハウアー (リチャード・アール)