新刊が出るたび世界中で驚異的なセールスを記録するJ.K.ローリングの一大ベストセラーを映画化したファンタジー・シリーズの第3弾。前2作で監督を務めたクリス・コロンバスに替わり、今回新たに「天国の口、終りの楽園。」のアルフォンソ・キュアロンがメガホンを取っています。
ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソンらレギュラー陣に加え、本作で新たに登場する重要なキャラクター“シリウス・ブラック”役で「レオン」のゲイリー・オールドマンが出演しているので、いままでと違ったテイストになっているも見所です。
ホグワーツ魔法学校の3年生になったハリーは、ヴォルデモートの手下である凶悪犯シリウス・ブラックが、牢獄アズカバンから脱走し、ハリーを探し回っているという噂を耳にする。どうやら、ブラックはハリーの両親の死と関係があるらしい!?そしてホグワーツにはブラックを捕まえるため吸魂鬼ディメンターたちがやって来る・・・。
監督が交代したことと、個性派俳優ゲイリー・オールドマンの起用で、「炎のゴブレット」も含め、公開された4作品の中では一番好きな作品です。1・2作は私には子供向きすぎて・・・。また、4作目は話がゴチャゴチャしすぎて、ちょっと苦手かな!でも、あの“逆転時計”はいかがなもんでしょう?あれがあれば、何でも解決できますからね。見ながらも、「ぺティグリューも捕まえろ!」とツッコミを入れたくなります。
しかし、主役3人は最終7話まで、出演契約をしたそうですが、あまりに大きくなりすぎていて、この時点でも、そうとう違和感はあります。
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」(2004年)
監督 アルフォンソ・キュアロン
原作 J.K.ローリング 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
出演 ダニエル・ラドクリフ (ハリー・ポッター)
ルパート・グリント (ロン・ウィーズリー)
エマ・ワトソン (ハーマイオニー・グレンジャー)
ゲイリー・オールドマン (シリウス・ブラック)
デヴィッド・シューリス (リーマス・ルーピン)
アラン・リックマン (セブルス・スネイプ)
ロビー・コルトレーン (ルビウス・ハグリッド)
エマ・トンプソン (シビル・トレローニ)
マイケル・ガンボン (アルバス・ダンブルドア)
マギー・スミス (ミネルバ・マクゴナガル)