ミーチャン「59回目の誕生日(5月28日)おめでとう」(=⌒▽⌒=)


ありがとう。


ミーチャン「今までの人生で印象に残っていることは?」


今でも鮮明に憶えていることは、社会人として初出勤の時、近くの


JRの駅から電車に乗り、窓から何気なく自宅の方を見たら親父が


単車に乗り電車を追いかけるように、電車を見ながら道路を走って


いるんだよ。俺のこと心配なんだなと思った。


気持ちが滅入ったり、悩んだりした時、何故かその時の事を


思い出して「俺が見ているぞ、頑張れ」と親父が言っているような


気がして・・・・・・。


ミーチャン「・・・・・・・・・・。」


生活苦になることもなく、大きなトラブルもなく、ここまで来たよ。


いままで出合った人達は、困っている私を助けてくれた。


残りの人生は、今までの恩返しのためにも、人の役に立ちたい


と思う。


ミーチャン「私も命あるかぎり、貴方の一緒にいたい」








庄屋の栄太郎「精助さん、田植え終わったね」


栄太郎「ほかでのないが、教えてほしいことが


あってね」


何でしょう?


栄太郎「良助の息子が障害があるらしい。生年月日


を聞いてきたか見てほしいんだ」


36歳の男、命式は年柱:傷官・病・傷官、


月柱:比肩・衰・偏財、日支:建禄・比肩。


精神病ですね、突然、暴れ出したり、夜中に目を覚ましたり


しませんか?


栄太郎「驚いたな、その通りらしい。治るかな?」


気の病だから・・・・、良助も大変ですね。


栄太郎「精助さん、生年月日で気の病と判断した理由が


知りたいが・・・・」


十二運の建禄は旺相運、病・衰は弱運。これは悪い命式


の典型で、建禄は非常にちみつで神経質の所があり、


衰は人のつき合いも地味で、引込思案。


これだけでは気の病にならなかったと思いますが、


比肩・傷官の星があり本来、自我が強く、感受性も鋭く、


日支・建禄で外で活躍できる星があるために、すべてが


裏表の極端な現象が起きてしまったと考えられます。


栄太郎「何でもほどほどが良いと言うことかな」


そのようです。











ミーチャン「田植え、終わったね」


何のトラブルもなく無事終了です。


ミーチャン「疲れた?」


少しね、でも自分が中学生の頃までは、


田植え機がなかった時代だったから手作業で


田植えをしていたよ。


ミーチャン「大変な仕事だったんだね」


祖母の妹は、農家へ嫁ぐのは絶対いやで、


陶器屋さんにお嫁に行ったらしい。


ミーチャン「それでその人はどんな人生だった?」


命式は年柱:食神・長生・食神、月柱:劫財・養・劫財


日支:帝旺・偏印。


中年期に夫と死別しているんだ。それは、月柱「養」と


酉と巳の合で、食神が命式内三個となり食神が傷官化し


正官の年に夫は死亡したと思う。


月柱が劫財だから金銭面の苦労も多かったじゃないかな。


それに日支が帝旺だから、夫を凌いで家の中心となる宿命を


持って生れて来ている人だったんだ。


ミーチャン「宿命って?」


天からの命(めい)により生を受けたってことだよ。