ビデオ見終わった。

試合終了後も、終わったあともしばらく放心状態だった。

未だにどこから書いていいのやら言葉を捜しているのだが・・。


詳しい試合内容は、J'sGoalのレポートに載っていた。

広島側で書かれたのに、素晴らしいレポートだった。

http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00074182.html

おそらくこれを読めば試合の臨場感は伝わってくると思うので、

私は試合の要点だけを書いとく。



私はヤスはMFなのかと思ったら、

J'sGoalによると、ヤス・涼くん・とっくんの3トップで、シマがトップ下だったらしい。

誰がセンターなのかはわからないが・・植木さん冒険してるなと思った。



とにかく、とっくんは頑張っていた。

いずれもシマの素晴らしいアシストを受け、ヘディングでゴール。

シマもすごいが、それを受けるとっくんもすごい。

間違いなくこの二人はザスパのゴールデンコンビだろう。


そしてトリさんの鉄人ゴール。

テレビ画面の左から右に忍者のようにしゅたたたたと走っていくザスパ選手の姿が見えたので

「ひょっとしてあれがトリさん?」と思っていたらその通りで、

倒されてしまったとっくんの代わりに裏から走っていって見事にゴールを決めていた。

36歳とは思えない走力とシュート力。トリさんはアラフォーの鏡だよきらきら

ゴール決定後直後にトリさんに抱きついたヤスがまたかわいかった(←余分な記述かもしれないが許せ)


とっくんは、1回目はメンバーと一緒に、2回目はサポーターのところにかけつけ

めいっぱいの笑顔を浮かべていた。

「前回ゴールを決めたばかりとは思えない活躍ですね」とのアナウンス。

まるで水を得た魚のようにいきいきとしていた。

J1昇格も決まった上に今年はいろんなカップの優勝を総なめにし

天皇杯でもJ1チームを破っている広島相手にこの活躍。

私は今回の試合のMVPは都倉賢だと勝手に思っている。


でも、何故植木さんが途中でとっくんを下ろしたかはわからない。

とっくんは私たちの目に見えていた以上に疲労していたのかもしれないので下げたのだろう。


交替直後に、ピッチの前で深々とお辞儀をして去ったとっくんの姿と

(スカパーのアナウンスによると「絶対勝つぞ!」と言って去ったらしい)

3点失点したとき、悔しさに顔をゆがませるとっくんの姿は今も忘れられない。



無情にロスタイムで2点も失点し

敗退したまま試合終了。




いやだよ。

もっと得点をとる時間が欲しいよ。

嘘だといってほしいよ。




とっくんは放心したように空を見つめていた。

オモティと田中はその場に立ち尽くし、ヤスはひざを抱えて座り込んでしまった。

特に途中でPKの機会を与えて失点するきっかけをつくってしまった田中は

かなり精神的ダメージを食らっているのではなかろうか。



あの勢いで勝てそうだったのに何故負けたのかはわからない。

相手はやはり強豪だったとしかいいようがない。

佐藤寿人も日本代表だからだという意地があったろうし・・

特に広島選手のシュートのすごさというか威力は、ザスパの攻撃陣も見習う点があるなと思った。


でもいい夢みさせていただいた。



サッカーに全然詳しくないくせにたらればは禁物だが・・

私が監督だったら、ヤスを交替させてとっくんを試合終了後までずっと出してたと思う。

とっくんが一番勝ちたいという意欲が全面に出てたから。



できればこの勢いでとっくんのハットトリックを見届け

そしてその勢いで強豪相手にジャイアントキリングを決めて勝ちたかった。

そして「君のおかげで来年のJ1チームに勝ったんだよ」と誉められ、

うれし泣きで顔をぐしゃぐしゃにしながらトラメガパフォーマンスをするとっくんが見たかった。


とっくんをヒーローにしたかった。

来年もずっとこのシマととっくんの二人の活躍を見たいが、

二人とも期限付き移籍なのでもう見れないかもしれない。

だからこそ、負けたことがとても悔しい。

いろいろ考えていたら、涙が止まらなくなった。



そして何故とっくんがあそこまで爆発したのかがわかった・・・

先週、長崎で天皇杯の試合が行われたのだが、

そのときの対戦チームは、広島と川崎フロンターレだったのだ。


川崎は、広島に無得点のまま2-0で終了して敗退したのだ。

この記述は下記の記事に書いた。

「恐るべきサガン鳥栖part2~天皇杯5回戦」

http://ameblo.jp/unlm219/entry-10165281280.html


とっくんが川崎フロンターレに在籍したのはユース時代から。

だから、川崎に対してはただならぬ思いがいっぱいあって、

そんな川崎を倒した広島に対して絶対負けたくないという気持ちが人一倍強かったのだと思う。

それがあの得点につながったのだと思う。

同じように、湘南にユース時代から長年在籍していたヤスの心境をだぶらせているのかもしれないが。



後半私の勝手な推測の記述が多くなってすみません。

それだけ昨日は、素晴らしい夢を見させてくれた試合だったということです。


ぜひこの様子は何らかのかたちでビデオ観戦してみてください。

難しいようでしたらザスパ草津公式HP のダイジェストで確認してみてください。



それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。


ホーム戦ではみんな笑顔のままで勝とう!