もう水戸戦も間近だというのに、大変長らくお待たせし申し訳ございません・・
ひかりTVのビデオで当時の状況を思い出しつつお届けする愛媛戦観戦レポ後半です。
前半は下記からごらんください。
後半からのフォーメーションは下記の通りです。(伊藤さんのレポを手がかりに作成)
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都倉
島田 高田
櫻田 熊林
寺田 尾本 喜多 チェ
本田
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※携帯の方見にくいかもごめんなさい
そんなわけで・・なんと!
植木さんはザスパの若きヒーロー後藤涼くんを下げ、後半序盤から都倉選手を起用したのです!
いきなり5日前に加入したばかりの選手を1トップで起用するなんて、
う~ん相変わらずチャレンジャーだな植木さん。
会場からはむしろ彼の出場を歓迎する拍手が巻き起こる。
みんな彼に期待しているということの表れとみた。
それにしても彼はほんとにいいやつだ。
アップのとき、都倉コールにいち早く反応してくれ手を振っていたのは忘れられない。
BH席にはフロンターレのユニで参戦している方もいる。トックンおねがいね♪
試合開始のホイッスルが鳴る。
どうにか前半でのどよ~んな雰囲気を打破したいザスパ草津。
そんなムードを替えていったのは、やはり真新しい35番のユニを着た都倉くん。
テラ、チェからのパスを受け取ると、いきなり敵地のゴールへシュート!
ゴールには至らず座り込んでしまったものの、最初から果敢に攻めていく態勢はあっぱれ。
中継テレビからは「これで十分サポーターの心をつかんだんじゃないですか」と解説者。
ええ、十分つかまれましたとも・・・
喜多靖は後半でも奮闘、シマのキックを受け惜しいシュートを放つ。
しかしながら、守備は安定せず、愛媛の高杉選手にことごとく攻められる。
本田の神セーブで何回も救われているものの、
どうも一人抜けて愛媛優勢なのはかわらない。
特に元気で要注意なのは、横谷選手と高杉選手。
しまいにはヤスまでが守備に追われるようになる。
クマよりも低い位置で相手の動きを阻止する場面も・・
これじゃ前半と違って本来の仕事ができなくなってしまう。
人が少ないから仕方ないのだが・・・
しかしその影響で、せっかく都倉くんがボールを奪ってゴール前までキープしても、
フォローする人間が誰もいないというシーンもたびたび見られた。
そしてそのせいか、都倉くんは自分で蹴りこんでいくが、
結局は目の前の相手DFに阻止されるという場面が二回ほど見られる。
シマさんやテラは何度か走ってきたが、ヤスはゴールまで上がって来なかった。
前半のあのゴールがよかっただけに、ここはもうちょっとどうにかならなかったものか・・
そんな中でも、とにかく果敢に攻めの態勢にいくトックン。
若さゆえか、若干強引なところもありはしたけれど、
今まで窮地に陥ったときに得点保守を意識して、守りにいっていまうのがザスパの欠点なので、
こういう攻めの意識を持ち続ける存在はほんと大切だよな。
なんか今日のレポは都倉祭りになってしまうけど、
スカパーの中継も8割方都倉くんばかり映していたので許せ!
あ~でも・・こういうタイプ好きかも。ほんと、これからがっちり応援させていただきますよ。
そして今日活躍したのは守護神本田。
前回の山形戦のミスを取りかえすべく、ファインセーブを連発。
こんな素晴らしいセーブがなかったら果たして今の勝利はあっただろうか・・
む?ヤスが交替で下がるらしい。かわりに入ってくるのは鉄人鳥居塚。
最初ヤスと涼くんのふたりだったFWは、最終的にはトックン一人ということか・・
名残惜しそうに何回もピッチを振り返りながらタッチせず交替したヤス、
ちょっと悔しかったのかな・・
なんか、最終的にはこうなるらしい。(かなり配置があやしいが)
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島田 都倉
櫻田 熊林 鳥居塚
寺田 尾本 喜多 チェ
本田
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※携帯の方見にくいかもごめんなさい
しかしこの交替が功を奏したらしい。
今までなかなかあがってこない右サイドがあがってくるようになったような気がする。
トックンは相変わらず攻めの態勢を変えないが、相手選手と激突しイエローカードに。
あらら、初日からイエローカードですか・・。
ご本人は相手スパイクが自分の足に当たったのを強調していたが審判はかわらず。
シマさんはみぞおち(?)で相手DFのかわしたボールを受けてしまい転倒。
なかなか起きてこなかったので心配になったが、しばらくしてなんとか起き上がり再開。
(こんな中よくあれが決まったもんだ・・)
三十路過ぎとは思えない足さばきのトリさん、ドリブルで駆け上がる。
結局は倒されつながらなかったが、さすが鉄人!
そして・・結局点が入らずロスタイム突入。
ロスタイムが4分なのが救いか。
「またドローで勝てずに終わるんかい・・
そんな気持ちで東京に帰るなんて・・あ~胸クソ悪っ!!(←喜多靖の日記風)」とイライラが募る。
もうほぼあきらめかけていたそのときだった。
愛媛選手がペナルティエリア近くでシマを倒し、草津フリーキックのチャンスをゲットした。
大丈夫か?これが決まらなかったら・・と不安は消えなかった。
そんな時だった。
「水戸戦のときのあきらめない気持ちを忘れるな!」
というサポミでのコールリーダーの声がスポ根ドラマのごとく突然頭の中にリプレイされた。
そうなのだ。
とにかく・・勝つことだけを考えよう。
92分30秒、運命の瞬間までもうすこし。
頼むから入ってくれ・・
頼む・・
・・・
・・入ったぁ~~!!
シマ、あの硬い壁の中を通り抜けるキックを見せるとはすごすぎ!!
なんか、低く蹴ってDF(ひざ立てて座っていたテラやサク?)の足の間を抜けていったそうですが・・
「あえて相手GKと目をあわせて駆け引きしながら決めた」とのこと!
さっき倒れて絶体絶命だったのに、最後までがんばって窮地を救ってくれました!
これぞまさしく「左足の奇跡」というものですね!!о(ж>▽<)y ☆
そんなシマさんは、ゴール後皆のところに来てくれて、マッスル島田コールで祝福の嵐をうけました!
シマと一緒にソンヨンやトックンもやってきてくれたようです。
そして試合は2-1で終了!
勝ったよ~、よかったよ~~(ほっ)
歓喜にわく会場。おともしていたサポ友さんは感極まって涙・涙でした。
そして最後に決めてくれたシマのために、鳴り止まないマッスル島田コール。
Go!Go!マッスル!シ・マ・ダ!!
気がつけば交替して休んでいたヤスもマッスルポーズ♪(なんか可愛い)
というわけでヒーローインタビューはシマ、本田の二人。
やはり本田は山形のことを気にしていたようで、トラメガパフォーマンスでも話に触れていたようだ。
しかしそんな過去もばっちり挽回して、いつものような、いや、いつも以上の神セーブを見せてくれた。
よかったよ。
あんなことがあったから今日は特に本田をあげようと応援していたんだよ。
気持ちが届いたようでよかった。
シマさんはフル出場だと思うけど、無理しすぎないよう気をつけてくださいね。
というわけで、とても長くなってしまった観戦記、この辺でしめたいと思います。
最後まで読んでくださったみなさん、ありがとうございました。
※2008.8.9 一部の画像を削除、再編集。












