あらすじ
彼女たちの名前は【ミツコ】【ケイコ】【いづみ】。 全員、女子。 3人は同じ学校のクラスメート? それとも、まったく見知らぬ女子高生なのか? 平和な日常は突如崩れ去り、“クライマックス”が一気に押し寄せる。 木々の風。森の風。押し寄せる風。 女子しかいない風景。女たちの通り。誰かがいつでも見つめている。 いくつもの視線。それが風になり、凶暴な疾走となり、凶器となる。 いったい、何のために追われるのか? 私は、何で、追いつめられるのか? 私たちは、なぜ、追われる? 女子高生だから?女だから? 木々の風。森の風。破られる制服。引き裂かれるドレス。 追ってくる鬼は何? 隠れているのは誰?
一言感想
この映画が酷い2021年グランプリ決定
2015年の映画ですけどね。笑えない方の酷さ!
あと上の予告動画の解説が、
「園子温監督が新たに描く『リアル鬼ごっこ』(7月11日公開)のターゲットは、“全国の佐藤さん”ではなく、“全国のJK”! JKたちが逃げて、叫んで、血まみれになる予告映像が公開となりました。」
なんだけど、途中でJKじゃない人もかなり死んでるんだけどなんなんだろう……ざっと書いていきます。
修学旅行(?)に向かうバスの中、騒ぎまくる女子高生たち。
「修学旅行っていったら枕投げじゃねー!?」
とかいってどこからか枕を取り出して投げる投げる。バス内に飛び散る羽毛。縫製あめえ。
ていうか暴れ方の度が過ぎている。先生は止めないのか。とか思ってたら先生は
「ほらあんまり騒がない」
と、一言。いや騒いでるとかいうレベルじゃない。誰が片付けるんだ羽毛。
この騒ぎの中、微笑みながら手帳になにか書いてるトリンドル(ミツコ)。マイペースだな…
またポエムー?見せて!!と隣の席の人に手帳を引っ張られてペンを落としてしまいます。
落としたペンを拾うために通路にしゃがんだトリンドル、その時前方に居た先生と運転手は前を走っていた別のバスが上下で断裂されるのを見ます。
飛び散るバスの破片と乗っていた生徒たちの上半身。
そしてトリンドルたちの乗っていたバスも謎のパワーでバス上部が吹っ飛びます。トリンドルはしゃがんでいたので生還。
周りには友達だった人たちの下半身だけが取り残され、トリンドル呆然。
そして吹き荒れる風。超強力なかまいたちが発生してるようで、トリンドルは無事だけど周りの電柱などが上下ですっぱり切れたりします。
トリンドルは女子高生の下半身、上半身だけが転がる中走り出します。
走った先で出会うハイキング女性も、自転車に乗った集団も風によって上下バラバラにされていきます。
ここまでの展開は結構唐突で先が読めなくて面白いというか、期待が持てたんですが……
森の中をなんとなく走りトリンドルは川にたどり着きます。
そこにも上半身だけ下半身だけの死体が大量に……
その死体だらけの川の中に躊躇なくinするトリンドル。なんで。
そして川の傍の木にかかっていた真っ白のシャツを、わざわざ着ていた制服を引き裂いて着用。まあ血で汚れてたからね…でもなんでこんなところに綺麗なシャツがあるんだよ…と思っていたら、綺麗なシャツに着替えたトリンドルはもう一度川に入って洗顔。シャツびしゃびしゃ。なにしてんだお前。
そして道をふらふら歩くトリンドルのシーンに飛ぶんですが、いきなりネクタイ締めてニットベストも着てスカートも新品。全く別の制服を来たトリンドルになってます。なんだこれ。
そして歩いていくトリンドル。
森から荒野へ、そして気が付けば周りに自分と同じ制服の女子生徒が、周りもいつのまにか住宅街になって通学路を歩いています。
で、普通に「トリンドルおはよー」と声をかけられる。
でもトリンドルには彼女たちに見覚えがない。たぶん。この映画こういうとうとつな意味不明展開が多いのですが、ほぼ説明がありません。
トリンドルも「私いつからここに通ってるの?」とか聞いてて、覚えてないけどどうやら私はこいつらの友達でここの生徒らしいぞ?というのを質問してるんですが、冷静だな……
この映画、登場人物の会話もしょうもなくて
「トリンドルがおかしいの、記憶喪失かも」
「えー今日のテスト大丈夫?」
とか話してるんですよ。アホか。大丈夫じゃねえ。
あと服はなぜかさっぱり乾いてるのに、前髪の一部だけ濡れたままのトリンドル。何回も髪びしゃびしゃだよ~って声かけられるんですが、前髪しか濡れてないしなんなら乾いて来てるから生乾きだし。
あと髪が濡れてるよりトリンドルの様子がおかしいとか、そもそも鞄を持ってないことに突っ込みを入れろ。
ここでトリンドルの親友らしきアキという人物が出てきて、後々また登場します。
明らかに精神に異常をきたしているトリンドルの様子はスルーでとりあえず学校行こう~と学校へ向かうトリンドル一行。病院連れてけ。
あとここで風が吹いてトリンドルが怯えて…というシーンがあるんですけど、おざなりにトリンドルを心配したあとの友人A・友人B・アキの会話が酷いです。
A「パンツ見えた」
B「あんた今日ピンクw」
A「うるせえ~w」
アキ「あんたたちはもうバージンじゃねえんだろ」
は?
なにこの会話。ていうか日本のホラーでグロがある系だとよく出てくるんですこういう、性的な事をあけすけにいう女子高生。こういうのがきらいで日本のホラーあまり見なくなったなあと思いました。
おっさんの女子高生ってこういうのだよね…wみたいな、中年の妄想見せられてるみたいであんまり好きじゃないです。
グレてる女子高生がよくチュッパチャプス舐めてるとか。口調がやたら荒々しいとか。いくら映画でも違和感しかないキャラメイクだなあと思ってしまう。
と、愚痴は置いといて。
そのまま学校にGOするトリンドルたち。そこで吹き荒れる風。そしてパンチラ。
真っ白綿素材(ぽい)、女児パンツのようなブルマのような形のパンツたち。
女子高生そんなパンツはかねえだろ。
いやいるかもよ?いると思うよ。でもみんながみんな無地ではないだろ。
校舎に逃げ込むトリンドル。涙ながらに先ほど見たバスの惨劇を変な夢を見たのとアキに話します。
アキは窓をあけて手を出して、風は無害だよと証明。
落ち着いたトリンドル。ていうかアキとか学校の記憶がない(と思われる)ことはいいのか。
ここで隣のクラスのタエコが合流この辺の会話も、
アキ「タエコ、女子はね生まれ変わるたびにもう一度生きなおすんだよ」
とかね。よく考えたら映画のオチに沿った会話ではあるんだけどそれでも会話がしょうもない。
あといつもシュールなことしてるからあだ名がシュール。という女子も合流。
シュールちょっと~とタエコが呼ぶと。
「何?ファック」
と一言。シュールっていうかクレイジーだろ。
ここでトリンドルが変なので授業さぼっちゃおうぜ!と声をかけてきた先生を振り切って走り出す4人。
このウワー!って声上げながら走るシーン。長い。
1キロくらい走ったか?ってくらいずっと走ってるし、軽快な音楽流れてるし、青春映画の一コマみたいな演出。
こういうグロ映画の途中で妙に爽やかなシーンつくるとか、クラシック流すの好きだよね邦画ホラー。
で、森の中の湖に到着してアキがトリンドルが見た「夢」の話を笑いながらするのですが、シュールが
「ありえる!
この宇宙は確率の世界で出来ている
たぶんミツコは別の宇宙にいたんだ
この宇宙には無数の宇宙があって
無数の私がいる
例えばこのオレが…」
というパラレルワールドの存在?について話し出します。「○○なんだ」「○○してみろ」って口調の女子映画でわりと見るけど、すごい違和感ある…
ここでたとえ話で湖からワニが出てきて、タエコがワニに股から食われるシーンが出てきます。いろんな世界があって、そういう世界もあるかもしれないと。
しかし股から食われる必要ある?
あと奇想天外なことをすればループの輪から抜け出せる的なことをシュールが話してて、その例えで何故かスカートをたくし上げてパンツを見せつける。
この映画ほんとこういうよくわからん性的なシーンが多いんですが、物語にまったく関係ないので意味がわからん。性癖博覧会か。
シュールというキャラがビジュアル系好きなのかな…って感じで鎖と鋲のついた首輪をつけてるんだけど、パンツは白のブルマタイプ。
色々げっそりしていると、湖の傍にビニールシートと二つの枕を発見する4人。はじまる枕投げ。飛び散る羽毛。だから縫製が甘すぎる。
飛び散る羽毛、トリンドルは山の斜面にウェディングドレスと制服を着た二人の女性が立ってることに気が付きますが、枕をキャッチしてからもう一度見ると二人は消えている……
。
この辺でまだ半分もいってなくて、やばい映画に手を出したなという気持ちに。
この後はずっと、なに?どういうこと?という展開が続きます。
また楽し気な音楽と共に走って学校へ帰るトリンドルたち。元気ね。でももういいからそのシーン。
そして無事二時限目には学校に戻ったトリンドルたち。ていうか無断で学校飛び出すとかそうとう問題な気がするけど、先生は「一限目はどこにいってたの~?」とだけ。
そもそもトリンドル手ぶら登校だけど授業どうするんだ。と思ってたら机の中から普通に教科書を取り出すトリンドル。
なるほど置き勉だから鞄はなくても大丈夫と……
なわけあるか。
そしていきなりトリンドルの足元に枕が出現。この映画、枕と羽毛がやたら意味深に出てきますが最後までなんだったのかわかりません。
アキがそれに気が付いて「こっち(投げて)」と言ってきたので投げるトリンドル。授業中だぞ。
これには先生もキレたのか……
ガトリングガンでトリンドル以外を射殺
授業さぼっちゃだめだろ~!と叫ぶ教師、助けに来るタエコとシュール。
別の教室に逃げるも、別の先生Bがショットガンで女子高生を撃ち殺し、なんでか飛び出したタエコも撃たれて死にます。ここでもタエコはパンチラを披露。パンチラはもういいから。
学校からはありとあらゆる武器で先生たちが生徒たちを攻撃。必死に逃げるみなさん。
そこでトリンドルはいきなり出てきた生徒に「あなたがなんとかしないといけない!!」など言われます。
で、ここからがまた意味不明なんですが、逃げてたトリンドルは商店街へ。
普通に人が歩いてるんですが、全員女性。そういえば一度も男性が出てきてないんですよね。ここは女性しかいない世界なのか…?
トリンドルは交番に駆け込みますが、そこにいた婦警に
「あんた…篠田(ケイコ)じゃない?」
と声をかけられます。そしてあんたなんで制服なの?どうしたの?と鏡を見せられます。
鑑を見ると、トリンドルから篠田麻里子にメタモルフォーゼする主人公。
ここから女子高生のトリンドルではなく、結婚式間近の篠田麻里子になった主人公。意味がわかりませんが、外見と設定が変化したよう。
もう私たち25歳よ~とかいってるんだけど予告動画のJKがどうのって設定はどうなった。
知り合いらしい婦警に、久しぶりに会ったけど式もうすぐでしょ~?と式場に連れていかれる篠田。久しぶりに会った友人が式直前ってどういうこと。
そして式場にはさきほど射殺されたはずのアキが…!
アキはなんだか変な世界だということがわかっているらしく、ここは危険だからこのまま式を続けましょうと
「あなたはトリンドルでもあり篠田でもある」
と……
で、ウェディングドレスに着替えたところに友人たちが戻ってくるんだけど、アキがいきなりその5人ほどを惨殺。
素手で首を折り、頭を踏みつぶして、最後の一人は篠田と投げ技を繰り出して全員抹殺。
「今から式がはじまるからやっつけちゃうよ全員」
というアキ。どういうこっちゃ。
で、これで戦えって割れたワインの瓶みたいなの渡される篠田なんですが、その瓶をウェディングブーケのように両手に持って現れる篠田。隠せ。
式場では最初、参列者が祝福の声を上げてるんですが、なぜか段々それが罵倒になり、ドレスを脱いで下着姿になっていきヤジを飛ばす参列者たち。
(´◉◞౪◟◉)は?
で、あんたのお婿さんだよーって教会の奥に置いてあった棺桶から頭に豚お面かぶったタキシードの男(?)が登場。
切り裂かれるドレス!とりあえず豚(?)をワインの瓶で刺して、周りの参列者たちもぶっ殺していく篠田。
アキも合流して下着姿の人たちをボコボコにしているところに現れるトリンドルの学校の先生だった二人。
マトリックスに影響受けてそうなボンテージ姿です。
そしてファイティングポーズをとる篠田とアキと先生二人…謎の格闘シーン。なんなんだこいつら。
とりあえず先生をしりぞけて篠田はアキを囮に逃げるんですけどね。その先で手を振るランニングウェアの女性。
「真野(イヅミ)久しぶりね」
と声をかけられます。
ウェディングドレスの篠田が鏡を見ると、また外見が変化。ランニングウェアの真野恵里菜になってます。
街中で適当に走ってたと思いきや、いつの間にか道の両端に観客がいてマラソン大会に参加している真野たち。
何も覚えてないよね?でもずっと前から走ってたんだよ。とかあれこれ話しかけてきて真野のマラソンを応援する友人(?)
で走ってたらトリンドルパートで殺されたタエコとシュールが制服姿で前を走っている。アキも走ってくるけどランニングウェア着てる…。もう本当に意味がわからん。
後ろからはぶっ殺した豚仮面の男と先生がマラソン参加者を蹴散らしながら迫ってくる。
わーどうなるんだーと思ってたら、特に問題なく先生たちを振り切る真野。どうもならんのかい。
そして大きなトンネル?石の遺跡?みたいなところにたどり着く真野。
で、女子高生が1人暗がりから出てきてこっちこっち!と連れてかれるんですが、その先には女子高生の集団。
「あんたがこの世界にいるかぎりみんなが死ぬ。あんたが死んで」
「この世界はあんたのせいでみんな死ぬ」
「思い出せ全部」
連れてこられた子にそう言われるんです。
世界が何度もループしてて、主人公を中心にループの度に悲惨なことが起きている。ってのはわかるけど、観客置き去りすぎ……
はあ…とか思ってたらその女子高生を止めに入る私服のアキ。いなくなったと思ってたらランニングウェアから着替えてたのか。
そして真野の姿の主人公にアキは「私はトリンドルだ」って言ってみろ。と。
で「ワタシハトリンドルダー!!!」って叫ぶと姿が真野からトリンドリになります。
(´◉◞౪◟◉)?
で、アキが腕から伸びてる線を見せて「これを引っ張ってわたしを破壊して」と言います。
そんで今いる世界は架空の物
私たちはあるヤツらに取り込まれている
あいつらのところに行くのは主役のあんただけ
なんとかしないと永遠に繰り返すだけ
だから私を破壊して先に進んで
とのこと。どういう仕組み?ってかんじですが線を引っ張ったら縦に真っ二つになるアキ。
アキから伸びた?線をたどると光り輝くトンネルの先が現れて……
そこに入るとたどり着いたのは中華料理店の厨房。店で調理をしているのは男性たち。トリンドルのことはスルー。
ていうか女性だけの変な世界から脱出した!?と思ったら逆にそこは男性しかいない世界。裏路地に上半身裸で並ぶ男たち。
とあるポスターを眺めるヒョウ柄ブーメランパンツの男性。ここでもパンツ。
脱がせるのが好きな監督だな……ほんと……
そしてそのポスターなんですが、「20世紀のゲームが今立体ゲームとして復活。リアル鬼ごっこ」の文とともにいままで主人公が変化してきたトリンドル篠田真野の写真が。
で、裏路地に並んでた男の中から斉藤工がひょっこり。
ネットフリックだと誰が喋っているか名前が出てくるんですが(Z)って書いてます。ただ一度も僕はZですとかそういう自己紹介は入りません。
俺を覚えてるんだ
でも名前は憶えてないか
よくここまで来たよな
トリンドル、ここはお前が居た古臭い世界とは違うんだ
昭和の路地裏みたいな場所で何言ってんだ…と思ってたらトリンドル気絶。
気が付いたら雪の降る森の中。
また現れる石造の洞窟。中では壁がくりぬかれて色んな服装の女性が展示物のように飾られています。
ちょっと待ってアキが犠牲になってたどり着いた男だけの世界はなんだったの????なんで気絶していきなり別空間に???
まあそれでねー洞窟の先にロンゲのじじいがいて(特殊メイクっぽいのでたぶん斉藤工?)
なんかゲームしてるんです。画面には今までのトリンドルと篠田と真野の惨劇。
で、トリンドルははるか昔に死んでて、そのDNAを採取したと。友人の者と共に。150年前とかに。
トリンドルの知らない未来世界で、トリンドルのDNAは面白おかしく使われていると……
つまり今迄の惨劇は未来人のゲーム??だった。らしいんですけど……
どういうゲーム?
まず最初にトリンドルがバスに乗っていたらバスが真っ二つになってみんな死んだ。
これがゲームだったとしたらジジイは風を操ってたのか、それとも死なないようにトリンドルを操作していたのか…どういうコンセプトのゲームなのかがまったくわからない。
うわーなにそれ…といきなりの軽い口頭説明にドン引きしてたら、Zなる斉藤工がなぜか上半身裸で再登場。
「ゲームの人が来てるんだよね」
と言って出てくるのですが、この斉藤工は男だけの世界で出会った斉藤工とは別人なんでしょうか……
彼はズボンを脱いで真っ白ビキニパンツになり、置かれていたマットレスに寝転がりポーズを決めて「おいで」とニッコリ。
気持ち悪すぎて流石に笑った。仕事を選べ斉藤工!
で、ジジイが「これが150年前かなえられなかったワシの夢。これがお前の運命だ」とかいうんです。
たぶん斉藤工はジジイのクローンかなんで?トリンドルとセックスが悲願だったけど死んだとか?そういう?
わけわからんと思ってたらいう通りに斉藤工の隣に寝転ぶトリンドル。
やるんかい!と思ってたら、シュールの奇想天外してみろみたいな言葉を思い出すトリンドル。
輪から抜けるには、普段自分がやらないことをやるのだと覚醒します。そして
もう私たちで遊ぶな!!
と叫びながら斉藤工の首を絞め…枕を引き裂く!!!引き裂かれた枕を見て悲鳴を上げる斉藤工。中から飛び出す羽毛が赤く染まる!!ジジイもアワワ状態。
え?本体が枕だったの?
で、トリンドルはジジイの杖を奪って腹に突き刺し自害。(しかし杖の先そんなとがってないだろ)
バスの中のトリンドルもペンで腹を刺し自害。
式場の篠田も持っていたガラス瓶で腹を刺し自害。
ランニングしてた真野も…なんも持ってないけど血を流して死。
そして雪原で寝てるトリンドルが
「終わった
終わったのよ」
と言って立ち上がり、走り出し……
終わり!!!!!!!
うわあ!!!ひどい!!!ほんとに何の説明もなく進んでいくし、惨劇をループさせられていたというのはわかるんですが、だから?って感じだし。ジジイと斉藤工も最後に唐突に出てきて説明もなく終わるので、彼らがトリンドルたちがループさせられていたゲームとやらにどうかかわっているのかもよくわかりません。特に斉藤工は男だけの世界と最後の洞窟のシーンでは別人のような発言をしているので、彼もDNAを採取されてゲームのキャラになってる?のかなんなのか……
ほんと途中の男だけの世界はなんなんだよって感じだし。そもそもトリンドルが篠田と真野とイコールなのも、二人に変わるのはなんでかさっぱりわからず終わるし。
150年前からの悲願がトリンドルとのセックスだとして、トリンドルのDNAがあって好き勝手にできるならそれこそ簡単にできるのでは?女性だけの世界でしかトリンドルを復活させられないという設定だとしてそれは何故…とか。
パンチラと下着姿も意味不明だし。
お金かけてこんなのつくってていいのか?邦画のホラーはこれだからだめになったんだよって普通に怒りを感じました(笑)
ホラーなんて多少話の筋が繋がってなくても仕方ないと思いますが、めちゃくちゃすぎます。デビルマンみたいな笑えるクソ映画ではなく、全然笑えないクソ映画です。
この会話とか演出脚本がOK出されたのが一番ホラーだなと思いました……