有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)を取り上げる報道は少なくなり PFASの検出は
米軍基地周辺や特定工場周辺の問題で“他人事”と捉えていました。しかし 2024年の
学習会の後 町田市南地区の井戸から検出されたとの報道で町田市の状況を知り 改
めて身体への影響などを「食の安全・監視市民委員会」の植田武智さんに教えて頂き
ました。
*虫歯予防の「フッ素」は、無機化合物なので別のものです。
『PFASは一万種類以上ある有機フッ素化合物の総称』です。その中の危険性が高いと
された PFOSとPFOAは 使用禁止になりましたが、PFASの仲間は
今も身近な様々な製品の防汚・はっ水・防焦などの便利機能として使われています。
全国に広がるPFAS汚染
様々な地域で検出されていますが 日本最大規模のPFAS汚染地域と言われている岡
山・吉備中央町の水道水のPFOAは暫定目標値をはるかに超える数値が検出され 住民
の血中濃度調査の結果を受けて町では 国内初の公費による血液検査と追跡調査を始
めました。
気になる町田市と周辺地域の状況
東京都水道局へ町田市水道水のPFASの検査結果を 問い合わせたところ 2025年1~3
月期の検査結果「滝ノ沢給水所」の原水の数値は暫定目標値内でしたが 高濃度と言
える数値でした。高濃度の原因は分かっていないようです。PFAS検査結果は公開され
ています。皆で問い合わせ 原因を調べるよう声を上げ取り除くことができることを
願っています。また 相模原市にある3Mジャパンイノベーション(株)相模原事業所
内の地下水が PFOSとPFOAの合計値結果汚染されていると分かりました。
PFASの毒性 ・ 低用量でも危ない!
PFASは水によく溶けます。水に溶けて蒸発 雨となって地球全体が汚染され南極の海
からも検出されています。基準値の単位の『ng(ナノグラム)』は、10億分の1gです。
微量でも発がん性や健康リスクが懸念されます。健康への影響については症状が特定
されていないため 今後の追跡調査が待たれます。
PFASから身を守る
個人で できる対策は
・「適切な浄水器を設置する」・・・頻繁なメンテナンスが必要です。
・「フッ素加工のフライパンを使わない」
・「防汚処理済みの洋服を買わない」
・「フアストフード(包装紙に使用)を頻繁に食べない」
などですが 限りがあります。国の規制を求めて声を上げましょう。
町田市滝の沢浄水所の検査結果を知り驚きました。今年4月から施行される
基準内とはいえ 日本の基準値は世界的に見ると緩い状況です。この問題に取り組ん
でいかねばと切に思いました。
参加の皆様から
・身近な話と分かり 驚いています。
・身近な物に 使われていることが分かり怖くなりました。
・欧米に比べて日本のPFASの規制が 遅れているのが残念です。
・新聞などで目にするようになり関心がありました。今回の学習でこれからも関心を
持ち続けていくつもりです。
等の感想を頂きました。
身近な製品の防汚・はっ水・防焦などの便利機能は あるのが当たり前にな
り慣れ過ぎた今を反省しています。少しうれしいニュースとして 防焦加工されたフ
ライパンやフアストフードの包装紙では 企業が環境に配慮しPFAS不使用の製品が生
まれています。購入するときは 表示を確認して取り組んでいる製品やお店を選び
取り組みが増えるよう応援したいと思います。また 鉄製のフライパンは 手入れに
手間はかかりますが 料理が五感で楽しめ長い年月使えお勧めです![]()
* 「消費生活センターだより2月号」投稿後 輸入魚の汚染情報が報道にありまし
た。これからも 情報に注意して見守り続けましょう。
検査値・基準値などの詳しい内容は「まちだ消費生活センターだより」2月号に掲載
しています。「まちだ消費生活センターだより 2月号」で検索でご覧いただけます。
ぜひ 参考になさって下さい。


