7月28日に『令和8年熊本地震』が発生、8月13~14日には「令和8年8月千葉豪雨」
も発生し大きな被害が出ました。
それ以降も石川・富山・福井などの様々な地域で記録的大雨に見舞われ、多くの方々
が被災しました。
被災された皆様に心からお見舞い申し上げ、1日も早い復旧をお祈りいたします。
これまでも「消費生活センターだより」では、近年、多くの地域にもたらされる大き
な自然災害の『備え』についてお伝えしてきました。
改めて、情報発信の大切さを感じています。
9月号は、ー防災月間ーに合わせ「災害トイレとし尿処理」の研究をされている大正
大学教授岡山朋子さんを講師にお招きし、2月に開催した学習会『災害時のトイレの備
え』を、お伝えしています.。
* * * * * *
![]()
被災した時、水・食事以上に待ったなし!がトイレの問題です。
我慢できないトイレの備えは、まさに生命線です。
❖発災後、仮設トイレ・避難所はすぐに開設される?
地震の際、避難所は、震度6強以上で同時に開設されます。
停電・断水とともに、下水道管が破断され逆流しあふれ出る恐れがあるため安全性
が確認されるまでは、水洗トイレを使ってはいけません。
仮設トイレの調達は避難所の開設と同時に行われますが、設置までにはかなり時間が
かかることもあります。
❖仮設トイレが充足するまでに要した日数
東日本・能登半島地震で、仮設トイレが充足するまでの調査結果で、すぐに欲しい仮
設トイレは、要望に間に合わないと分かりました。
❖仮設トイレの設置に関する問題
あまり報道されることはありませんが、性犯罪が多発している現状があります。
その他にも、高齢者や身体障がい者は段差があり上れない、朝に利用が集中するな
どの問題もあります。
❖注目は携帯・簡易トイレ
★携帯トイレ:袋式トイレです。凝固剤を入れて固化します。
・携帯トイレにもいろいろなタイプがあます。
どんな状況でも、すぐに使えるように手順など慣れておきましょう。
・避難所においても、携帯トイレを使い便器内に排泄させないことが重要です。
(外出先での被災時や車の渋滞などの備えに携帯できる、小水用トイレも携帯トイレ
又は、携帯用トイレと表示されています。が、上記のように便座などに袋をかぶせて
使用するトイレをここでは携帯トイレと言います)
★簡易トイレ:トイレ数が不足する場合に設置できる便座付き携帯トイレです。
どちらも便袋は、復旧後に“燃えるごみ”になります。
匂いの問題もあり保管場所を考える必要があります。
* * * *
防災用品を準備するときに、喫緊の問題なのに忘れられがちなのがトイレの
備えです。
携帯トイレを備えていれば大丈夫では無く、「試す」大切さを教えていただきました。
参加の皆さんから
・災害時のトイレの問題は、重要だとわかった。
・災害時のメディアで知ることのできない情報を知り驚いた。準備したい。
・今後の生活でも、備えをしたリ携帯トイレを体験する大切さがわかりました。
等の感想がありました。
仮設トイレの問題点・携帯トイレの備蓄で気を付けたいことなど、詳しくは、
「まちだ消費生活センターだより」9月号に掲載しました。
ぜひ参考にしてください。
ダウンロードはこちらから
ここをクリック
携帯トイレは備えており、説明書に目を通し、分かっているつもりでした。
トイレに懐中電灯は備えていますが、お話にあったようにイザッ!というときには、
心許ない明かりの中でもセットしなければならないと気付きました。
改めて、全ての備えを確認し試しておく大切さを実感できた学習会でした。










