私たち運営協議会では SDGsの目標達成に向けての講座・講演会を開催しています。

 

そこで SDGsの観点から台所に潜む余ったおかずや少し残った調味料等まだ食べら

れるのに半端に残ってしまった食材が勿体ないと 「楽しく使い切る・食べ切術」

をテレビ出演や講演活動で全国に広めておいでの 食品ロス削減料理研究家の行長万

里さんをお招きし その『術』を教えて頂きました。

 

食品ロスとは まだ食べられるのに捨てられていることを言います。

食品ロスの削減は SDGsの12番『作る責任・使う責任』に当たります。

日本の食品ロス量は 464万t。

一人一日100g廃棄していることになります。

捨てる前の ひと工夫で食べ切りましょうチョキ

 

食品ロスは 4つのすぎから 生まれます

 4つのすぎ・・・・すぎを減らす心がけ

・買いすぎ ・・・在庫を確認必要のない物は買わない。

・切りすぎ ・・・出来るだけ廃棄量を減らす工夫をする。

・作りすぎ ・・・家族の適量を把握する。

・頼みすぎ ・・・外食などで 完食できるか考えてから注文する

 

上差し買い過ぎ 頼みすぎはお店の

「○○個でお買い得!」や「○○円で食べ放題音符」などの誘惑に 負けないことが大

切です。

 

調理方でCO2を削減

電子レンジや圧力鍋で調理をすると 時短でエネルギー量が減りSDGsの目標の1つ

CO2削減になります。

まとめて作り冷凍保存しましょう。

野菜のゆで汁をそのままスープにすると 洗い物が減り節水になりこれもCO2削減で

す。

 

◆使い切るポイントは発想力

☆この食材=この料理という固定観念を取り払い新しい料理に挑戦するために色々な

調理法に興味を持ちましょう。

      目    チョキ     グッ    音符

食材や調味料が 何からできているのかを食品成分表示の原材料から知りましょう。

タレやドレッシングなどには 香辛料・香味野菜などが入っていることに気が付き活

用法が浮かびます。

 

☆なんでも野菜スープのおすすめ

材料が新鮮なうち(冷凍も可)に作るのがポイント!

数日分を作りましょう。 

よく洗った野菜の皮や芯と乾物などを 細かく刻み調味料を入れずに水を入れ 蓋を

して スープを作ります。

冷蔵庫に保存しておくと カレーやシチュー 雑炊などのベースになります。

                                             

◆余った料理を変えてみましょう

リメイク調理は 料理を2度味わえます。

ごはんは 刻んだ余ったおかずと溶き卵に入れフライパンで焼きオムレツ

肉じゃがは 潰して裏返した薄揚げに入れフライパンで焼きコロッケ風

焼き海苔は 牛乳+バターで海苔バター。パンやご飯に乗せて

いちごジャムは ミルクくずもち

 

色々な料理に興味を持つ この食材=この料理という固定観念にとらわれな

い調理は、ご家族の転勤で色々な都市で生活され同じ食材が その地方によって違う

使われ方をされていることに 気付かれたことから始まるとのお話しも楽しくとても

参考になりました。

受講された皆さんから

・丁寧で分かりやすく すぐに実践したい内容だった。

・レジメ・レシピがあって今後の調理に活用できる。

・「捨てる前に ちょっと考える」を実践したい。

・食品ロス削減を頑張りたい。

・すぐに実践したい内容だった。

等の感想をいただきました。

 

いつも勿体ないと思いつつ 持て余していた様々な食品の食品表示で原材料

を知ると使い道が 広がると言うお話しは目からウロコ。

少しだけ残ったたれやドレッシングの香辛料や香味野菜も見つけ活用法を考えたり 

余っおかずのアレンジなど楽しみも生まれた講演会でした。

 

なんでも野菜スープの作り方 リメイク料理の簡単レシピを「まちだ消費生活センタ

ーだより」5月号に 掲載しました。ぜひ参考になさってください。

        ダウンここをクリック

まちだ消費生活センターだより 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちが食べている野菜には 農薬が使われています。

どんな農薬が使われ その影響がもたらす懸念される安全性などを教えて頂こうと 

科学ジャーナリストの天笠啓祐さんに ご講義をお願いいたしました。

 

◆農薬

効率よく作物を育てるのに 妨げになる「虫」「菌」「草」を殺すことに役立つ物質が

農薬です。

その薬剤で農家の方々が健康を害し大きな問題になり 低毒性とされる殺虫剤(ネオ

ニコチノイド系)と除草剤(グリサポート系)が登場しました。

 

◆農薬の再評価制度が導入される

農薬は 毒性評価のデータなどを審査し登録されて使用が可能になります。

毒性評価データは客観的なデータではなく あくまで農薬メーカーが提出したもので

す。

また 3年に1回の再登録も再評価なしでした。が、批判を受け2021年10月から登録

されている全農薬の再評価を実施することになりました。

 

◆グリホサートとネオニコチノイド

最初の評価は 除草剤グリホサートと殺虫剤のネオニコチノイドです。

☆除草剤グリホサート 

農作物・ゴルフ場・校庭など広い範囲で世界中で使われています。

                                                       

発がん性だけでなく 腎・肝臓 神経系への影響があるという研究結果があります。

☆ネオニコチノイド系農薬 

日本で広く使われている殺虫剤です。 

                                                               

強い神経毒性を持ち ミツバチの減少を加速させたと世界で 大きな問題になりまし

た。

 

◆有機フッ素農薬が新登場

近年開発の農薬の半分以上が 有機フッ素化合物で危険性を指摘されているPFAS

(ピーファス)を含むとの調査があります。

PFASは 結合の強さから 効果が長続きするため散布回数が減り低農薬と認知されが

ちです。

ただ 新登場のこれもネオニコチノイド系農薬でありPFASでもあります。

 

◆なぜ?日本はグリホサートの基準を緩和

2017年3月に グリホサートの残留基準値を多品目で緩和しました。

 企業活動を優先するために 規制を甘くしているようです。

                                                     

パン作りに適している北米産の小麦を使う 製パンメーカーのパンから グリホサー

トの残留検査結果が出ています。

 

農薬の9割が輸入頼りなど まだまだ様々な問題を含んでいるというお話し

もあり どのように対策をすればよいのか不安になります。

受講の皆様から

・思っていた以上に危険なことが分かり 農薬の影響に恐怖を覚え使用を避けたいと

 思った。

・分かり易く理解でき 大変参考になった。

・難しい問題もあり 更に勉強したいと思った。

・30年程前と変わっていないことと PFASに変わったことは衝撃だった。

・また 講座を企画してほしい

などの感想を頂きました。

 

除草剤・農薬の安全性への疑問点 ミツバチの減少が何故問題なのかなど詳しく

「まちだ消費生活センターだより」に掲載しました。

ぜひお読みください。

 

 

 

身近で大切な問題なのに  規制がゆるいのには不安が生まれます。

色々教えていただく中で 私たち消費者が出来ることとして

輸入品だよりになっている強力粉を使ったパンの残留農薬の数値は 基準値内とは

言え不安が残る。しかし 近年は北海道など小麦の生育に適した地域での生産が可能

な品種が出来 国産小麦でつくられたパンも増えている。国産小麦の育成時期が海外

とは違い冬なので除草剤を殆ど使用しないため 国産小麦で作られたパンの残留農薬

は痕跡程度とのお話しもありました。

国産小麦で作られたパンの価格は少し高いですが 選択して私たちが求める安全性へ

のニーズの高まりを メーカーに伝えたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公的介護保険は2000年に制定され25年経ち利用者は年々増加していますが 利用につ

いては詳しく知らないと気がつきました。必要になる時までに知っておくと 戸惑わ

ずに済む申請方法・利用ポイントと介護状態にならないための生活を 看護師で介護

支援専門員の松尾孝子さんにお話を伺いました。

 

◆日本の高齢者の現状

100歳以上の方が10万人に近づいています。平均寿命(2024)は、84.5歳で世界一位です

が、健康で自立して過ごしている健康寿命は10歳程低くなります。

死亡最多年齢との差は男性は16年 女性は18年あり この間は何らかの介護を受けな

がら暮らしていると言えます。

 

介護保険とは

介護保険は「家族の負担軽減」「自立支援」「費用負担の軽減」を目的に作られ 40歳

から全員が加入する仕組みです。

市区町村が運営し要支援・要介護に認定された人が利用できます。

            

認定を受けるには 本人又はその家族(原則)が申請しなければなりません

             

◆要介護(要支援)認定の流れ

どんな時に どこに申請するの?

身体的理由や認知症などで日常生活が難しくなり 支援が必要になった時に 地域の

「高齢者支援センター」や「あんしん相談室」に申請します。

 

認定調査を受けます

申請すると認定調査員が自宅へ訪問し 日常生活のお話しを聞き支援の要介護度を調

査します。  

結果が 出るまで1か月近くかかります。

 

◆サービスの内容と費用

認定調査の結果 要支援・要介護度が認定され支給限度額が決まります。

             

それにあわせて 通所介護・ショートステイ・訪問介護や福祉用具・住宅改修などの

サービスをかかる費用の1~3割の自己負担(所得に応じる) 受けることができます。

担当のケアマネージャーが 当事者と家族と相談しサービス内容を検討します。

 

◆介護状態にならないために

 認定調査の結果 非該当になっても介護状態にならないためには 虚弱状態(フレイ

ル)をなくす努力が大切です。

例えば・・

    運動      外へ出かけ買物を楽しむなど・・・

そして 高齢者支援センター」や「あんしん相談室」へ相談しましょう。自立を維持

するためのプログラムを利用できます。

 

フレイルにならための心構え・体操・生活の工夫も教えて頂きました。

保険申請などを含め 早めの行動の大切さを学び 分からないことは何でも相談して

みることから始めようと思いました。

 

メモ参加された皆さんから

・介護認定の流れがよく分かった。

・介護認定調査の時 当事者の現状を本人を傷つけずに認定調査員に伝えたいときの

 裏技が聞けて良かった

等の感想がありました。

 

我が家の高齢で亡くなった両親も2001年に住宅改修制度を利用し費用と 適 

切な改修ができとても助かりました。

母は 10年前96歳亡くなりましたがはじめ嫌がっていたディサービスも楽しみ 訪問

看護など様々なサービスを受け介護する私の心も身体も支援されました。

今は 支援だけではなく自立に向けてのプログラムに変わったとのお話しもありまし

た。

また 認定外の人のサポートもあると知り早速  近くて遠かった「あんしん相談室」を訪門。

日常生活のちょっとしたアドバイスを頂き おしゃべりを楽しみました音譜

 

認定調査やケアマネージャーと相談の時のワンポイントアドバイスなど 詳しい内容

を 「まちだ消費生活センターだより3月号」に掲載しています。

ぜひ ご覧下さい。

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「まちだ消費生活センターだより」3月号