夜中の授乳。
ジワジワと幸せな気持ちになり、ニヤニヤしてしまう。
夜によく分泌されるって、本当なんだなぁと体で感じる瞬間。
母乳を作るプロラクチンと、その母乳を押し出す役目をするオキシトシン。
この2つのホルモンは、これ以外にもいろいろな働きをしているらしい。
プロラクチンには、
・母性を引き出す
(女性を母親の気持ちにさせ、子供を守ろうとする気持ちにさせる)
・授乳中の母親をリラックスさせ、眠気を誘う
(夜、目が覚めやすく、授乳が終わるとすぐに眠りにつけるという絶妙な仕組み)
・夜間の授乳で母乳の分泌を高める
(夜のほうがよく分泌される)
・赤ちゃんが乳房に吸い付くことで分泌
オキシトシンには、
・子宮収縮をよくし、産後の子宮の回復を早める
・別名「愛情ホルモン」と呼ばれ、赤ちゃんのことがたまらなく可愛く思え、自然に愛情が湧く
・母親が赤ちゃんのことを思ったときや、泣き声を聞いたときにも分泌
・母親に不安や痛み、緊張や強いストレスがかかったときは分泌されなくなる
(しかし、乳房の中では母乳は作られているので、母親が安心すればまた分泌(乳が出る)ようになる)
このほかにも、自然に楽に子育てをしていくことができるように、母乳育児はさまざまなホルモンの作用によって助けられていて、プロラクチンとオキシトシンのほかにも、副腎皮質ホルモンや甲状腺ホルモンなども授乳中活発に出て、母親の気力や体力を作り出してくれているそうな。
こんなシステムが自動的に体の中で作動しているなんて、すごいなー。
オキシトシンは、「アドレナリン」の対極にあって
男性も子供も出るそう。
オキシトシンが出ると、気持ちが落ち着き、他者と仲良くしたいと思えるらしい。
とても平和で愛に溢れたホルモンなんですね~^^。
こんなLOVE&PEACEなホルモンをガンガン分泌しまくってる自分の体、素敵。
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さあ、今日も分泌するぞー。