28年度第2回試験の試験問題解説が全て終わりました。
今回の試験は受験生10人に2人しか合格できない試験でした。
もはや一夜漬けでは合格できない試験です。
解説を読んで試験問題の出題傾向がどう変化していると感じてますか。
寺子屋塾運行管理者の合格者に確認した事を話します。
合格基準をおさらいすると以下のとおりです。
次の2つの条件を満たしていること。
1.総得点が満点の60%(30問中18問)以上であること。
2.下記の5分野、 1)から5)出題分野ごとに正解が1問以上。
ただし、5)その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力については正解が2問以上。
1)貨物は貨物自動車運送事業法、
2)道路運送車両法
3)道路交通法
4)労働基準法
5)その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力
自己採点の結果から判断すると。
前回の試験で、出題の範囲、1)から5)うち、1)から4)で17、8点以上の点がとれても、5)で2問正解することができなくて不合格になった人が非常に多かったが。
今回は5)で応用問題を除きほぼ全問正解で合格できた人が多かったようです。
特に、今回は非常に判断に迷う問題が多かったにも関わらずこのような結果でした。
いままで、なんとなく知っている問題であれば正解できた問題が、非常に判断に迷う、結果として間違ってしまう問題になっている。
そこで思うには試験問題の出題される背景、貨物運送業の一般常識、直面している課題を日頃から理解できていることが重要になってる。
今回の試験も「通達」を読み込むことがますます重要になると思います。