TDL帰りバス事故 運転手は11日連続で勤務 運行会社「法的に問題ない
今日、東名阪でバスの重大事故が発生した。
今日、東名阪でバスの重大事故が発生した。
内容を知るために「産経新聞」「朝日新聞」引用します。
産経新聞
TDL帰りバス事故 運転手は11日連続で勤務 運行会社「法的に問題ない」]
東名阪自動車道下り線で14日発生したバス事故。今回の観光バスは、「ウィラーエクスプレス関東」(東京都)が、「ロウズ観光」(岡山県倉敷市)に運行を委託していた。ロウズ観光によると、運転手は11日間連続勤務中だったが、この勤務体制は、群馬県で平成24年に起きた関越自動車道高速ツアーバス事故を契機に国土交通省が厳格化した新たな規制の範囲内。担当者は「夜勤の前に8時間以上の休憩を取っており、法的に問題はない」と説明している。
バスは運転手2人体制でもう1人の運転手が乗っており、約2時間ごとに交代することになっていた。
朝日新聞
ロウズ観光によると、バスには運転手2人が乗車しており、静岡県の掛川パーキングエリアで交代したという。事故発生時にバスを運転していた運転手は社歴7年目で、5月の健康診断では運行に問題ないと判断されていた。同社の板野英樹課長は「今月3日に休みをとって以来、11日連続勤務中だった。乗務員を募集しているが、不足している」と話した。
一方、国土交通省は14日午後、ウィラーエクスプレス関東東京営業所(東京都江戸川区)とロウズ観光に職員を派遣し、立ち入り調査を行った。運転手の勤務状況や、出発前に健康状態などを確認するために行う点呼の記録簿などを確認し、安全運行のための体制に不備がなかったかを調べる。
また、バスやトラック、タクシーの重大事故を調べる同省の「事業用自動車事故調査委員会」も、原因調査と再発防止策検討のため調査を開始。15日に調査員5人を事故現場などに派遣する。
業界では近年、バス運転手の不足がまんえんしている。昨年、同省が全国の33社を対象に行った調査に対し、7割が人手不足のため仕事を請け負えなかったり、増便を断念したりした経験があると回答した。
同省は人材の確保、育成に向けた方策を話し合う検討会を発足させ、昨年7月に労働条件の改善や女性でも働きやすい職場づくりを推奨する提言をまとめた。今年度中に、若者や女性が働きやすい職場づくりに取り組んだ会社の事例などを集めたガイドラインを策定するという。
運行を委託した「ウィラーエクスプレス関東」の「ウィラー」グループは旅行会社から高速バス事業に特化して急成長した。4列シートの標準タイプから、席が個別に仕切られた高級タイプまで多種類のバスを用意。北海道から九州まで全国に路線を張り巡らせ、テーマパークのチケット付きや宿泊セットも用意するなどし、客の多様なニーズに応えてきた。
グループ会社のサイトによると、東京ディズニーランド―岡山・倉敷の最安値は片道5120円。
内容は理解できましたか。
この事故を運行管理者の業務と関連付けて考えてみましょう。
まず、この事故の原因は観光バスにあますが、貨物自動車が過失を犯したと考えてみましょう。
あなたが運行管理者をしている営業所が運行しているトラックが起こした事故としたらどうでしょう。
ここで注目してもらいたい点は2つあります。
1つ目、「法的に問題はない」
2つ目は、「一方、国土交通省は14日午後、ウィラーエクスプレス関東東京営業所(東京都江戸川区)とロウズ観光に職員を派遣し、立ち入り調査を行った。運転手の勤務状況や、出発前に健康状態などを確認するために行う点呼の記録簿などを確認し、安全運行のための体制に不備がなかったかを調べる。」
この2つから、運行管理者の業務がいかに重要かがわかります。
詳しく説明してみます。
法的に問題なさそうでも、調査が入るということ。
重点項目は運転者の勤務状況、健康状態、点呼の記録、安全運行のための体制。
この重点項目をしっかりやっていることはもちろん大事ですが、それを証明するには記録をしっかりすることが必要です。
この事故を運行管理者の立場から運行管理者の業務、点呼、記録の3点から問題点を確認しておいてください。
この3つの項目は最重要事項です。
かならず、試験対策に役に立ちます。