乗務員に対して行う指導、問6-2、寺子屋塾運行管理者 | 寺子屋塾運行管理者、勉強嫌い暗記が苦手だけど試験に一発合格

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運悪く、不合格になり、合格するにはどう勉強したらいいか、不安になったあなたへ。

最終目標は一発合格することです。

合格する簡単な方法は合格した先輩のやり方を真似する。

易しいやり方でくりかえし真似ることを実践する。

一緒に一発合格を目指しましょう。

問6-2

問題文を見てみましょう。

問6 一般貨物自動車運送事業者(以下「事業者」という。)が事業用自動車の運行の安全を確保するために乗務員に対して行う指導及び監督に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。

設問文です。

2.事業者は、大型自動車運転免許を受けている運転者に限定して、事業用自動車の車高、視野、資格、内輪差(右左折する場合又はカーブを通行する場合に後輪が前輪より内側を通ることをいう。)及び制動距離等が他の車両と異なることを確認させること。

まず、確認しなければならないのは「限定して」ときたら「全員に」を疑うこと


内輪差は

乗用車やトラックは一般に前輪操舵を採用しているが、運転者は前輪に近い位置で操舵を行うため、体感的には前輪の回転半径を基準としてカーブを曲がる傾向にある。しかし、後輪はそれより内側を回ることになるため、前輪の位置では避けられたものが後輪の位置で避けられず衝突してしまうということが起こりうる。あるいは、カーブ内側に排水溝などがある場合、予期せぬ脱輪を起こすこともある。
特に交差点においては、左折時(日本・イギリスなど左側通行の国)または右折時(右側通行の国)において、歩道や歩道よりにいる歩行者や軽車両、自動二輪車等に、後輪またはその周辺が衝突してしまう巻き込み事故がしばしば起きる。特に、トレーラーや連節バスは内輪差が通常の車両よりも大きいため、旋回時に内側に入る場合は注意を要する。
ウィキペディア

制動距離は

制動距離とは、ドライバーがブレーキペダルを踏んで停止するまでに車が進む距離。

制動距離は別名ブレーキ距離ともいいます。この距離にドライバーがアクセルペダルから足を離した瞬間から、ブレーキが効きはじめるまでに車が進む距離(空走距離)を加えたものを停止距離といいます。

内輪差、制動距離は乗務員が理解しなければいけない重要事項です。

よってこの設問分は誤り。

補足ですが、乗務員と運転者の違いも理解しましょう。

参考

貨物自動車運送事業輸送安全規則には、トラック乗務員(運転者と補助者)の遵守事項
が定められています。