労働時間等の改善のための基準、問22、寺子屋塾運行管理者。 | 寺子屋塾運行管理者、勉強嫌い暗記が苦手だけど試験に一発合格

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労働時間等の改善のための基準、22

22 下図は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の1週間の勤務状況の例を示したものであるが、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(以下「改善基準」という。)に定める拘束時間等に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。ただし、1人乗務で、フェリーには乗船しないものとし、また、業務の必要上、勤務の終了後継続して、定められた時間以上の休息時間を与えることが困難な場合には該当しないものとする。なお、日曜日は休日とする。


11日についての拘束時間が改善基準に定める最大拘束時間に違反する勤務はない。また、勤務終了後の休息期間については改善基準に違反するものは1回である。


21日についての拘束時間が改善基準に定める最大拘束時間に違反する勤務は1回である。また、勤務終了後の休息期間についても改善基準に違反するものは1回である。


31日についての拘束時間が改善基準に定める最大拘束時間に違反する勤務は2回である。また、勤務終了後の休息期間は改善基準に違反していない。


41日についての拘束時間が改善基準に定める最大拘束時間に違反する勤務は2回である。また、勤務終了後の休息期間についても改善基準に違反するものは1回である。




  0時                     始業8                      終業19時                   24
月|---------------------------------------------------------------------------------------------------

                                拘束時間

0時           始業6                                                   終業23時  24
-------------------------------------------------------------------------------------------------- 

                                拘束時間

 0時              始業7時                        終業18時                         24
---------------------------------------------------------------------------------------------------

                                拘束時間

0時                    始業8                                         終業23時    24
----------------------------------------------------------------------------------------------------

                                拘束時間

0時         始業6                                              終業21時           24
金|----------------------------------------------------------------------------------------------------

                                拘束時間

0時             始業8                              終業19時                   24
---------------------------------------------------------------------------------------------------

                                拘束時間 
  
条文を見て行きましょう。

改善基準4条1項2号、3号

(貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の拘束時間等)

第四条 使用者は、貨物自動車運送事業(貨物自動車運送事業法(平成元年法律第83号)第2条第1項の貨物自動車運送事業をいう。以下同じ。)に従事する自動車運転者の拘束時間、休息期間及び運転時間については、次に定めるところによるものとする。

二 1日についての拘束時間は、13時間を超えないものとし、当該拘束時間を延長する場合であっても、最大拘束時間は、16時間とすること。この場合において、1日についての拘束時間が15時間を超える回数は、1週間について2回以内とすること。

三 勤務終了後、継続8時間以上の休息期間を与えること。


拘束時間

月曜 8時から21時+火曜6時から8時=15時間

火曜 6時から23時=17時間

水曜 7時から18時=11時間

木曜 8時から23時+金曜6時から8時=17時間

金曜 6時から21時=15時間

土曜 8時から19時=11時間


休息時間

月~火 21時~6時=9時間

火~水 23時~7時=8時間

水~木 18時~8時=14時間

木~金 23時~6時=7時間

金~土 21時~8時=11時間



正解は4

1日についての拘束時間が改善基準に定める最大拘束時間に違反する勤務は火曜、木曜の2回である。

また、勤務終了後の休息期間についても改善基準に違反するものは木曜から金曜の1回である。