市民課長、酒に酔って運転し自販機衝突
福島県警郡山北署は9日、同県郡山市富久山町福原、同市市民課長渡辺光昭容疑者(54)を道交法違反(酒酔い運転)の疑いで現行犯逮捕した。
発表によると、渡辺容疑者は同日午前2時45分頃、同市富久山町八山田の市道で、酒に酔って乗用車を運転した疑い。
車が自動販売機に衝突して止まっているのを近くの飲食店主が見つけて110番した。同署員が車内にいた渡辺容疑者の呼気を調べたところ、1リットル中0・47ミリ・グラムのアルコールが検出された。調べに対し「酒を飲んで運転したのは間違いない」と話している。
同市によると、渡辺容疑者は8日午後6時半から約2時間、1日付で就任した上司の市民部長の歓迎会に参加していた。品川万里市長は9日、市役所で緊急記者会見を開き、「(東日本大震災からの)復旧、復興さなかの不祥事で、深くおわびしたい」と謝罪した。
