毎年少しづつ難しくなっている運行管理者試験。理由があります。 | 寺子屋塾運行管理者、勉強嫌い暗記が苦手だけど試験に一発合格

寺子屋塾運行管理者、勉強嫌い暗記が苦手だけど試験に一発合格

運悪く、不合格になり、合格するにはどう勉強したらいいか、不安になったあなたへ。

最終目標は一発合格することです。

合格する簡単な方法は合格した先輩のやり方を真似する。

易しいやり方でくりかえし真似ることを実践する。

一緒に一発合格を目指しましょう。

運行管理者試験は毎年難しくなってます。



なぜ、急に難しくなったか。

理由があります。

皆さんも覚えていると思いますが、2012年4月に観光バスの大事故が起きました。

その観光バスを運行していた会社のやっていたことがあまりにもひどかったのです。



この事故がキッカケで運行管理者の仕事、役割が大事だと改めて認識されました。



事故の内容は次のとおりです。

事故に遭ったツアーバスは、大阪府豊中市の旅行会社「株式会社ハーヴェストホールディングス」が主催する都市間ツアーバス「ハーヴェストライナー」。

千葉県印西市の貸切バス会社「有限会社陸援隊」が運行していました。

このツアーバスの金沢・富山 - 関東間の片道旅行代金は3,000円台で、同区間の高速路線バスの運賃の半分以下と格安でした。

車種は三菱ふそう・エアロクイーンでした。


このバスは2012年(平成24年)4月28日22時過ぎに金沢駅前を出発、途中、富山県高岡市で乗客を乗せました。

この時点でバスには新宿駅あるいは東京駅までの38人、東京ディズニーランドまでの7人、計45人の乗客と運転手1人が乗っていました。

そして翌4月29日4時40分頃、群馬県藤岡市岡之郷の関越自動車道上り線藤岡ジャンクション付近で防音壁に衝突し、大破しました。

7人が死亡し、2人が重体、12人が重傷、25人が軽傷を負った。

大事故でした。




事故後、

国土交通省関東運輸局がバスを運行していた「陸援隊」に立入検査を実施しました。

その結果は

無認可での車庫の新設、廃止

営業区域外での旅客の運送

一般貸切旅客自動車運送事業の名義貸し

休憩所・仮眠所の変更無届

不適切な乗務記録

運行指示書の無作成・記載不備

日雇労働者を運転者にしていた

乗務員台帳の記載不備

運転者の過労防止措置の不十分


など、合わせて36件の法令違反が見つかりました。


この運送会社は売上を上げるため、人の命、安全という一番大事なことを忘れた、あまりにもひどい会社でした。もっと知りたい方に

運行管理者に対する期待が大きくなった分、資格をとることが難しくなったのです。

違反認識しながら運行…陸援隊社長が記者会見
読売新聞 5月6日(日)

 群馬県藤岡市の関越自動車道で乗客7人が死亡したツアーバス事故で、バス運行会社「陸援隊」(千葉県印西市)の針生裕美秀(はりうゆみひで)社長が6日、東京都内で記者会見した。

 針生社長は、自動車運転過失致死傷容疑で群馬県警に逮捕された河野化山(かざん)容疑者(43)について、「(今回の乗務の前に)3日間休養させていた。日常業務についても今年は月に100時間程度なので、過労運転になるようなものではない」と述べ、勤務状況に問題はなかったとの認識を示した。

 午前11時に始まった会見で、針生社長は冒頭、「深く深く、本当におわび申し上げます」と頭を下げた。河野容疑者の勤務実態が道路運送法で禁止された「日雇い」にあたるとの指摘について、針生社長は「日雇いではないが、正式な雇用契約もない」と釈明。同席した弁護士は「外形的には日雇いにあたる可能性がある」とした。

 また、針生社長は、関東運輸局に36の法令違反を指摘されたことを明らかにした上で、「約20については自分でも認識していた」と、事故前から違反を認識しながら運行を続けていたと説明。27日に金沢市内で被害者向けの説明会を開くことを明らかにした。