さて、今日は前記事に引き続き、FIT制度及び太陽光発電について書いて行きます。
若干難しい話ですが、お金に切実に絡んでくる話なので、今しばらくお付き合い願います。
さて、本題を始める前に前記事に1つ追加を。
固定価格買取制度における単価はkwあたり、になりますので、考える時の参考にして下さい。
それでは、本題を話して行きます。
前記事では
FIT制度の概要
例を出しての年間総発電量及びその売電額
について書かせて貰ったのですが、前記事では全量発電の場合を例にして書きましたので、日中は自家消費、夜間は電力を買う形にした場合(余剰電力を売電する場合)に、うちの家の電気使用量(まだオール電化前)を例にして実際の収支を出したいと思います。
まず、うちの家の家族構成なんですが
僕と妻、子供三人の五人家族です。(余談になりますが、子供二人で良いと思ってたのですが、娘が夫婦とも欲しかったので、頑張っちゃいました。)
です。
それでは、年間の電力使用量なのですが、うちの場合は
3301kw
でした。
9.9kwの太陽光パネルを大阪で付けた場合の年間発電量(理想値に近いと思います)が
11026kw
でした。
つまり、実際の売電出来る電力量は
11026-3301ですから
7725kw
になりますよね。
これに今の買取価格である12円をかけると
92700円
ですよ…。
しかも、これはあくまで太陽光の電気が使えるのは日中だけです。
つまり
夜間の電気代は有料
なんですよ。
夜間帯は電気代が下がるとはいえ、当然買取価格より購入するほうが電気は高いです。
特に夏場に注意して欲しいのが、エコキュート(オール電化の場合の給湯器)がお湯を作るのは太陽光が使える日中にして欲しいところなんですが、ご存知の通り、昔とは違い今の日本はかなりの酷暑です。
そして、エコキュートは本体が高温になると、機器を保全する為に運転を停止します。
つまりは、
日中にお湯を作ってくれない
場合も出てくる訳ですよね。
そうなると、温度の落ちてくる(日照量が落ちて本体温度が下がるということ)夜間にお湯を作る訳ですよね。
つまり、電気代がまたかかる訳です。
うちはもう子供達が成長期を迎えた時の為に550Lの冷蔵庫に買い替えたり、10Lを超えるドラム式洗濯機に買い替えたりしていますが、当然家電を大きくすれば電力消費量は増えます。
更にIHコンロに変えることで更に電力消費量は増えます。
夫婦共働きをしていた場合を想像して貰えば分かるかと思いますが、電力消費量が1日の中で一番増えるのは夜間であるにも関わらず、この状況なのですよ。
今回自家消費しながら、余剰電力を売電する場合について紹介した訳ですが、読んだ方はこう思った事でしょう。
んじゃどうすればええねん!
と。
大丈夫です。良いの、あるよ!(ヒーロー風)
さぁ、次回いよいよ僕なりに考えた、FIT制度と太陽光発電を使ったこれからの太陽光発電について書きたいと思います。
次回をお楽しみに!
イイネとフォロー、出来れば節約術として拡散もしてくれると嬉しいです(笑)