オリンピックが閉幕して直ぐに、パラリンピックは始まりました。
今まで、テレビで各種競技を報道することは少なかったはずです。
始めて観る競技もたくさんあって、関心度が一気に高まりました。
確かに障害のあるアスリートたちの努力は生半端ではありません。
先天的障害、後天的障害、色々ある中で、
競技をするためにもっと大切なことは、精神的自立から始めることでもあります。
出来ない理由を考えるのではなく、今の自分にできることは何か?を徹底して考え、
障害を乗り越えて、競技に打ち込む姿には美しくもあり、逞しさも感じるのです。
ある友人と語り合ったときに、トライアスロンの話になりました。
パラスポーツの中で、最も過酷な挑戦でもあり、障害を乗り越えて自身の持てる力を最大限に引き出すことで、レースに挑む姿には感動を超える素晴らしさが有ると!
そして各選手の表情には豊かさと自信にあふれているのです。
私たち健常者にはないさわやかさが全身で表しているように思えます。
そして「心の強さ」を持っているようです。
バトミントンの「里見紗李奈選手」の金メタル獲得の場面では、第一セットを落とし第二セットで9連続ポイントを奪われ、万事休すと言うところからの大逆転劇は、当に心の強さがなせる業だと思いました。
それだけ強い心を持っているからこそ「奇跡の逆転ドラマ」が生まれたのでしょう。
私たちも窮地に立たされた時からが勝負なのです。
そこからの「馬鹿力」こそが負けない強さを生み出してくるのだろう。
これからはパラスポーツの世界でもプロ化が進むはずです。
バスケットでアメリカと競った決勝は興奮しました。
観る楽しさも味わえたパラスポーツの魅力を応援したいですね。
どんな魅力を発信してくれるのか楽しみでもありました。