昨日、7月1日に入社式が行われました。
今年の新入社員34名、この3か月間で一人のリタイヤされましたが、ほぼ全員この日を迎えられたことうれしく思います。
入社早々、異常事態宣言が発動され、サロン勤務も異常事態、5月いっぱいまでの期間は、仕事に就くこともできませんでした。
その間、彼らは自主的に練習を始めたり、自身のマインドを上げるために、いろいろな取り組みをしてきました。
時には、自店の店長に掛け合って、自主練の指導を願ったりして、気持ちの強さを示してくれました。
今の時代、雇用者に対しての甘さが問われている現状で、自分の仕事に対する取り組み方に関して、懸念を持っている経営者がたくさんいます。
そんな中の今年の新人諸君は、そんな不安を取り除いてくれました。
研修担当者や店舗責任者に聞いても、新人諸君は「ガッツがある」と表現してくれ、1年でのデビューを果たす約束もできる可能性の高さを感じる人材でもあります。
美容師としてこの仕事に従事している限り、一日でも早くお客様と正対できる日が来ることが願いでもあり、いつまでのアシスタントのままで良い?と思っているはずもないのです。
美容師として一人前になるには稼げるスタイリストになることでもあり、そのためにも、会社が支援できることは、彼らの学ぶ環境を整えてあげることでもあります。
会社は彼らの成長なくして、会社の成長もないと考えています。
「徒弟制度からの脱却」
私自身が創業した時からのこの仕事への想いでもあります。
当時は「見て覚えろ」が当たり前でした。
しかし、徐々に進化してきて、プログラムができてきました。
そして、美容師の仕事も幅が広がってきて、学ぶことも増えてきました。
それでも、髪と言う素材を取り扱うことに変わりはありません。
変わらないものと変わるもの・・・・
この双方を理解しつつ、一日も早くデビューを果たせるようになるか?
来年、4月には30数名の技術者が生れ、会社も新しい時代を迎えられることを期待しています。
新人諸君のこれからの頑張りに大きな期待と寄せています。