コグトレ「違いはどこ?」 | 学びの事業所 ユニバやまなし

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障害者総合支援法に基づく自立訓練(生活訓練)事業2年間+就労継続支援B型事業2年間の4年間を一体的に活用し、大学に見立てた学びの事業所(福祉事業型大学)における活動を紹介します。

コグトレ(認知機能強化トレーニング)は、「覚える」「数える」「写す」「見付ける」「想像する」の合計5つの分野をターゲットにしたトレーニングです。

そして、コグトレは学生の好きな授業のひとつです。

 

本日は、複数の視覚情報の中から相違点を見付けるトレーニング「違いはどこ?」がメインです。

この「違いはどこ」は、学生が好きな間違い探しですが、これらの力は,人の顔やその表情を見分けるとき等に役に立ちます。

 

本日の課題は、7つの間違い探しです。「あった!」「おっ!」「これだ~」と見つけ出します。

なかなか見つからない学生には、ヒントを少しささやきます。

5つまではなんとか見つかったのですが、あと2つが見つからず、苦戦!

「ヒントはどうしますか?」「あと少し頑張ります!」と5分間集中!

その間、別の紙を当てて部分を区切って見つける工夫をとっていました。

集中が切れてきたので、ほんの少しヒントを!

すると、「あっ、これか!」「え~~」と見つけ出しました。

見つけ出した時の表情は“スッキリ”と“満足”

 

頑張る気持ち、やり終えたときの満足感と達成感がこのトレーニングの良さですね!