12月7日(土)~8日(日)の2日間、奈良県橿原市で行われた全国専攻科(特別ニーズ教育)研究集会へ参加してきました。
全国にあるユニバやまなしと同種の福祉型専攻科、学びの事業所・作業所のスタッフ・学生が参加し研究報告・学習会・情報交換等を行われました。
我が学生達も、1泊2日の奈良旅行、レセプションでのダンスパフォーマンス発表、全国の仲間との出会いに胸躍らせていたのでしょうか、朝早い出発らも関わらず表情はピシッとしていました。頼もしい限りです。
せっかく奈良に行くのだから観光も…、ということで奈良県に入ってすぐに、東大寺大仏殿へ。
学生達は、奈良公園の広さ、人なつこい鹿の多さ、奈良の大仏様の大きさに驚きです。
「日本一」と言われる大仏様の裏側にある摩訶不思議な柱。
縦37センチ×横30センチの穴が柱にポッカリと空いています(大仏様の鼻の穴と同じ大きさと言われています)。そして、この穴をくぐると「無病息災」「頭がよくなる」などのご利益があるそうです。
学生の一人が果敢にチャレンジ!
彼の願いが叶うといいですね。
さて、研究集会会場に着き、学生・スタッフで全体会の基調報告・講演などを聴き、その後学生は映画鑑賞へ。映画鑑賞会と並行して行われた「専攻科の青年達によるリレーインタビュー」。「専攻科へ入学した理由」「好きな教科」「卒業後の夢」など6名の学生が個性豊かに熱く自分を語っている姿を我が学生達にも聞かせたかったと思いました。
全体会後は、会場を移動して歓迎レセプション。いよいよ、ユニバやまなしの黒いパフォーマーの出番。
300名近くが集まったレセプション会場、我が学生達は会場の広さと参加人数の多さにやや緊張気味でした。スクール紹介のポスターをボートに貼り、開始まで時間があったので、廊下の隅でリハーサル。「う~、緊張する」「いつもより大きい動きで頑張ろう」「ここで出来れば、学園祭も大丈夫」と互いに声を掛け合っていました。
ステージ上で北は札幌、西は広島まで各地から集まった青年達が、リレーインタビューよりもさらに個性豊かに熱く表現活動を行いました。
北海道→東北→関東となり、司会から「次は、『ユニバやまなし』です」のコール。
3名が緊張した表情でステージに、前には300名の人、人、人。
「ユニバやまなし」の簡単な紹介と自己紹介を終えて、いよいよダンス!
ダンスリーダーの「ミュージック・スターティン」のかけ声ではじまったダンス。
軽快な英語の音楽、リーダーのキレキレのダンス、そして、お茶目な蝶ネクタイといかついサングラス。会場の全員が、ステージに釘付け!
リーダーのブレイクダンスに拍手! そして、ラストの全員の決めポーズに大きな拍手‼
ステージを降りた学生から息を切らせながら「やった~」「ふ~、終わった」「頑張りましたよ」と。
本当に頑張りました。格好良いダンスでした。
テーブルで喉を潤しながら、「これで学園祭も大丈夫だ」「よし、学園祭に向けてもっと頑張ろう」と語る学生達。彼らが、またひとまわり大きくなったと感じました。
今回奈良まで学生と参加して本当に良かったと思います。