こんばんは。
アラフィ婦 宇宙&教育ダイアリーの
結花です。
① 私の職場に、
カンボジアの留学生の方が
おられるのですが、
最近、話す機会が増えて、
(5人兄弟の末っ子で25歳、
日本語も流暢で、
日本には奨学生で修士号を
とりにこられています。)
専門は、農業。
なぜ、農業を?と尋ねると、
家が農家だそうです。
それで、良い農業の研究をと
思ったそうです。
お父さんと、お母さんが
1日中、働き詰めと言われました。
② その話を聞いて、
私は、なんとなく想像しました。
私「お母さんから、大学や勉強することを
勧められたの?」
留学生「はい。母も父も中学校しか
出ていませんが、
母から勧めてくれて
私たち5人に大学教育を受けさせて
くれました。
とても感謝しています。
5人とも大学を卒業しました。」
私「カンボジアでは、
どのような生活を?
勉強は好きでしたか?」
留「母も私たち子供も夜は9時に寝て
朝3時に起きて、1時間半ぐらい
まず農業をお手伝いしていました。
箱に詰めて出荷のためです。
それから母が、
1時間半ぐらい
学校へ行く前に
私たち子供の勉強を
ずっとみてくれていました。
母と過ごす時間が楽しくて
私たち兄弟は、皆
勉強が好きになりました。」
その話を聞いて、
私は、非常に
感銘を受けました。
私「お母さんは、どのように、またなぜ
学習を見てくれていたの?」
留「母は、収入などで苦労して
いたので、しっかり勉強して
良い仕事に就くように
常に私たちに勧めてきました。
学習は、
読み書きを
みてくれていました。
次第に、
私たちが母に説明を
するようになりました。
母は、常に嬉しそうに
聞いてくれていました。
また兄弟で学習は助け合ってきました。」
ここに大きなヒントが
あると私は感じました。
お母さんは、
一所懸命になって
激務の農業の仕事の合間、
しかも朝に子供達の勉強を
みていたと言うではありませんか?
しかもお母さんがわからなくても
子供に説明させている。
豊かな国に生まれた
日本人である私は
〇〇がないから〇〇できないと
思いがちなところもあり、
自分自身が恥ずかしくなりました。
非常に考えさせられた
話でした。
条件が悪いからできないではなく、
できるように工夫する。
子供を教育させようと思えば
お母さん、もしくはお父さんの
本気の覚悟が少し必要かもしれません。
最後に私は言いました。
私「私は、あなたの
お母さんのお気持ちに
非常に共感できます。
私も3人の子供を持つ母だからです。
私も子供に対して
そういう思いがあります。
あなたのお母さんは、非常に
聡明な方です。」
本日は以上になります。
結花