こんにちは。

アラフィ婦 宇宙&教育ダイアリーの

結花コスモスです。

 

 

先日、今の受験生(中学、高校、大学受験)

に必要なことをブログで、

取り上げましたところ、

たくさんの反響を頂きました。

 

ベースとなる部分は、私達の時代と

変わっていないかもしれませんが、

 

今年度、上の子供が、

国立大医学科、大学入試共通テスト、

医学科推薦面接を受験して、

親として、思うところがありましたので、

 

改めて、また追加して書きたいと

思います。

 

①  数年前から始まった

 大学入試共通テストと

 私達の時代から続いたセンター

 試験の出題の

 仕方が、大幅に変わりました。

 

 センター試験は、知識で解答ができる問題が

 多かったのですが、共通テストは、

 どの教科も読解量が大幅に増え、

 知識をもとに

 思考力や判断力などが必要に

 なったと言われています。

 

 

 これは、その先まで、考え、

 実際に活用できることを

 今からの子供には、

 期待されているのです。

 

 

 この学習のやり方は、

 欧米型であり、世界基準の

 OECDが測るPISA型学力を

 モデルにしているのかと

 思われます。

 

 この学力は、

 学校で習ったことの上に

 知識や経験を活用して、

 実生活のさまざまな場面の

 課題について、自分で積極的に

 考える能力だと言われています。

 

 私は、これまで何度もブログで

 お伝えしておりますように、

 これは、大学共通テスト入試と

 公立中高一貫校の適正検査型入試

 がまさにそのスタイルです。

 

 

②  小学校、中学校、

 高校で子供たちが、

 習う学習量も

 当然ですが、私達の時代に比べて

 当然増えています。

 

 もちろん、学習の中身に関しては、

 学校の教材や、先生方、塾の先生方

 に基本的には、お任せすれば

 良いかと思います。

 

 

 では、学習に関して、

 家庭で、小学生までの間に親として、

 何ができるか?ということですが、

 

 我が家では、

 子供が小学生の頃から、

 この思考力、とっさの判断力に

 注目してきました。

 

 なぜなら、

 子供達の時代には、大学共通テストに

 変わるとわかっていたことと、

 

 そして、私は、

 これこそが、学校を出てから、

 人生を生き抜く力になると

 常日頃から思っていたからです。

 

 まずは、1、学校で習う学習についてかためる。

      (基礎基本、知識の習得)

    2、時に

      学校の学習や、出来事

      読んだ本について、

      親に報告する。

      なぜそう思うのか?

      自分なりの意見を

      簡単にまとめる。

      自分の経験から、

      それについてどう思うか?

      どのように解決し、行動するか?

      感想を言わせる。

      (アウトプットの自己表現)

 

 

 我が家では、当然(日本人なので)キョロキョロ

 欧米のような本格的なしつけは、

 できませんでしたが、

 この1、2を小学生時代に

 大切にしてきました。

 この2をしていくことで、

 1の思考がより深くなるのです。

 

 2については、現在の日本の

 学校だけの教育では、

 少し足りないかと思います。

 まさに、公立中高一貫校の中学受験を

 受験するのであれば2の練習が必要です。

 この答案練習に半年から1年、

 ご家庭や、塾の協力が必要です。

 

 

③  大学入試に関しまして、

 今の子供達は、

 6割前後、推薦入試で

 入るそうです。

 

 皆様のお子様が、大学に

 入学する頃は、少子化も進み、

 もしかすると、大学側も

 優秀な子供を先に確保したいと

 いう考えも出てくることでしょう。

 

 国公立、私立ともに、

 一般選抜とともに推薦入試の割合も

 増えていくかもしれません。

 

 (そうなると、また、面接など、

 お子様が、自己表現をする

 機会があるかもしれないですね。)

 

 推薦入試の選択肢も

 視野の一つに入れられたら

 良いのではないかと思います。

 

 

 

④  できるだけ、本人の意思を

 尊重する。学習の管理や、

 スケジュールのあり方も、

 本人に決めさせることが、

 今の時代の流れだと思います。

 

 我が家では、中学受験で

 いよいよ入試も迫った、

 小学6年生の秋以降、

 

 子供に聞きながら、

 スケジュールをたてました。

 

 子供にその都度、

 意思を表明させることは、

 親にとっては、手間暇かかる

 ことでは、ありますが、

 小さな頃から、そのように

 育てれば、幼くても

 意思を表現するように

 なります。

 

 そして、それが、子供にとって

 将来的には、

 主体的に生きていく力に

 つながっていくのだと

 思います。

 

 

 

 最近、学校での

 学習の形態が、私たちの時代の

 ように一方通行ではなく、

 アクティブラーニングや

 グループワークの形態に

 変わってきています。

 皆で、話し合い、一番良い方向性に

 意見をまとめていくということです。

 

 そのほうが、学習に効果が

 あるということが、わかって

 きているからです。

 

 家庭学習も

 親が全て管理するのではなく、

 そのような双方向のやり方を

 取り入れていかれても

 良いのではないでしょうか?

 

 子供を子供扱いせず、

 一人の人間として尊重するのです。

 そうすることで、子供には、

 責任感が生まれます。

 

 中学生以上になれば、

 自分で進路を決めていくことも

 非常に大切なことです。

 

 

 

 本日は、ここまでとなります。

 

皆様の幸せを

お祈りしております。

 

結花コスモス