12月 4日(月)   友引

 

★ 今日は

血清療法の日

1890(明治23)年のこの日、北里柴三郎とエミール・ベーリングが破傷風とジフテリアの血清療法の発見を発表した。

 

 

★ 雑学

 

缶詰のミカン

 

ミカンの缶詰は、一つ一つ皮がむかれていて手間隙がかかっているように見えるが、

人間の手が直接関わっている過程は無い。

 

 

■補足
 

外側の皮は、蒸気をあてた後に傷をつけてローラーの上を転がすことで取り除かれる。
内側の甘皮は、弱酸性の溶液で溶かされた後、弱アルカリ性の溶液で中和され、

最後に水洗いされて完成。

 

★ 誕生日

 

三浦 浩一(みうら こういち、1953年12月4日 - )64歳は、日本俳優

鹿児島県出身。妻は同じくかつて東京キッドブラザースに所属していたタレントの純アリス

 

三浦孝太三浦涼介は、いずれも俳優。また、女優の吹田早哉佳は義娘にあたる。

(次男、孝太の妻)特技は剣道

 

 

寒さに大変強く、真冬でもTシャツに短パンで過ごすが、暑さには大変弱く、

夏場は来客が寒がるくらいに部屋にクーラーを効かせているそうである。

 

岐阜県立長良高等学校卒業後、日本大学芸術学部中退後、

劇団東京キッドブラザースに所属し、東由多加柴田恭兵らとともに活躍する。

 

メジャーデビューは1980年のNHKドラマ『風神の門』の霧隠才蔵役。

その後1989年にも『風雲!真田幸村』(テレビ東京)でも霧隠才蔵を演じている。

現在、所属事務所はIsから株式会社アンセムに移籍。

 

★ 葬儀   月刊「SOGI」より

 

お寺、お墓の選び方は?
 


田舎のお寺とは私は次男です。東京に来て長いのですが、葬式のとき、

お坊さんはどこに頼めばいいのでしょうか。付き合いがありませんので。(68歳男性)

 



A

いくつかの選択肢があります。
一つは田舎の菩提寺の住職に相談することです。


「次男」という言い方をするところをみると、長男か、その長男の子どもが田舎のお寺の

檀家になっているように思います。長男にしてもその子の甥や姪にしても、お付き合いは

あると思いますので、菩提寺の意向を訊いてもらう。

あるいは、その方に断って菩提寺に電話をして相談してみてはいかがでしょうか。

あなたのご両親も田舎のお寺の檀家であったならば、その子であるあなたも檀家の

家族の一員です。あなたがご自分の葬儀を菩提寺にお願いしたいと言うならば、

菩提寺の住職はきっと来られると思います。

その際に往復の交通費と宿泊費はお布施とは別に実費相当を包みます。

 


 

また、菩提寺の方が来られない場合には、東京で菩提寺の住職のお知り合いのお寺を

紹介してもらうようにお願いしておきましょう。

よく「田舎の僧侶はわざわざ来てくれないだろう」と早合点して、葬儀社に東京のお寺を

斡旋してもらいがちですが、まずは田舎の菩提寺にお願いするのが筋です。
 

田舎の菩提寺にあるお墓に入る予定であれば、なおのことです。
よく「次男だから田舎のお墓には入れない」と思っている方がいます。

 

それは田舎のお墓を現に管理している方(長男またはその子ら)が拒否した場合で、

認めてくれるならば入ることができます。

ただし、あなたの配偶者やお子さんたち家族が「近くがいい」と希望されるのであれば別です。
そのとき、考えることは2つあります。

 


 

「葬式や法事を頼むお寺はどうするか」ということと、「墓地はどうするか」です。
墓地もお葬式や法事も同じお寺で、とお考えでしたら、自分の脚を使って調べることです。

 

お寺と墓地の2つの要素がありますが、第一にはいいお寺、

つまり信頼できる住職のいるお寺です。
 

いい住職なのだが、墓地は不足している、というならば、住職が墓地探しに協力して

くれるはずです。

葬式や法事は田舎の菩提寺の住職にお願いするが墓地は東京で、

というならば墓地を探します。
 

檀家となるお寺は決まっているので、宗旨を問われることのない公営墓地か民営墓地に

なります。
 

墓地以外に納骨堂という選択肢もあります。また墓地にしても樹木葬墓地があり、

こちらはお寺による経営が多いですが、檀家になることを条件としていないケースが

多いです。また、話題の散骨(自然葬)を選ぶ方もあるかもしれません。

 



「お寺を選ぶ」というのは案外難しいところがあります。宗派も重要ですが、

ちょっと置いて話を進めます。
 

第一に重要なのは、先述したように住職の人間性です。自分も家族も相談にのって

くれそうか、という視点が重要です。お寺は葬式や法事だけのお付き合いにあるのではなく、いろいろな面で相談相手になってくれることが大切です。住職の人間性を確かめるには

何回か通い、お寺の行事に参加してみればいいでしょう。

「お寺を選ぶ」ときの条件にならないのは大きい寺か小さいお寺か、ということです。

お寺の世界、けっして大きいお寺に信頼できる僧侶がいるわけではなく、

小さなお寺に優れた僧侶の方がけっこういるからです。
 

次に根本的な宗派の問題です。
一口に「仏教」といっても、さまざまです。

 


 

仏教では、一つは田舎の菩提寺と同じ宗派か、という問題です。

同じということで選べば便利なことが多いです。

しかし、信仰の自由は個人にありますので、自分が最澄が開いた天台宗系がいいか、

空海が開いた真言宗系がいいか、法然の浄土宗がいいか、親鸞の浄土真宗系がいいか、

日蓮の日蓮宗(法華宗)系がいいか、禅宗(道元の曹洞宗、栄西の臨済宗)がいいか

(他にもあります)、考えましょう。

 

宗派はそれぞれ特色がありますから、この機会に勉強してみるのもいいでしょう。

勉強すると結構楽しくなるものです。
 

勉強した結果、「この教えがいい」と選ぶ人もいれば、「根本はみな同じだ」と宗派に

執着しない人もいます。

 

お寺やお墓の選び方から深い世界に触れる機会も生まれます。