

ちょうど今、映画はアカデミー賞で話題の「バベル」や「スパイダーマン3」、「パイレーツオブカリビアン」などが上映中ですが、私は最近は邦画がなかなか良いと思います。
さて、映画の中身ですが、古典落語にこだわるも、うだつの上がらない二ツ目の噺家(落語家)今昔亭三つ葉の太一くんと彼にひょんなことから「話し方教室」として落語を教わることになる3人の物語。
3人はそれぞれみな悩みをもつ。美人ながら無愛想な故に失恋してしまった、十河五月。大阪弁と阪神ファンゆえに学校でいじめられ、友達ができない小学生、村林優。毒舌だが解説がへたくそで仕事が思うようにできない元プロ野球選手、湯河原太一。人との関わりあいがへたくそで、それをなんとかしようとがんばる彼ら。
この映画、噺家が主人公だということで、浅草のほうずき市、都電荒川線、隅田川の遊覧船と東京の下町の風情がとてもよい。
でも、もっと一番によかったのは太一くんが演じる三つ葉。彼が演じている「火焔太鼓」は決して真打ではなかったけど、立派に二ツ目に見えました。ぜひ、通しで生で落語を聞いてみたくなりました…。
誰もが人生は思うに任せないが、それでも成長しようと日々生きている。。人との出会いって何がきっかけになるか分からない。人との出会いによって自分も成長する。そんなことを思わせてくれる、どこにでもあるような話ですけど、大きなほのぼのとなる映画でした。